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ミューザ川崎シンフォニーホール
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スペシャル・ギャラリー・トーク!

本日、ミューザ企画展示室で行っている「宇野亜喜良とアール・ヌーヴォーの作家たち」展で、宇野さんご自身による、スペシャル・ギャラリー・トークが開催されました!
(※注意※本日のギャラリートークの録音等は取っていないため、以下の文中の「 」は要約もしくは大意での記述となります。あらかじめご了承ください。)

立ち見が出るほどの盛況ぶり!
立ち見も出るほど!

この“アール・ヌーヴォーと並べての展示”という話をもらったとき、「少し嫌だなという気持ちがあった」とおっしゃる宇野さん。
宇野亜喜良さん
ですが、本日展示会場にいらして、「こう並べてみると、ミュシャの作品も自分が描いたと思うかもしれないし、ミュシャが現代に生きて自分(宇野さん)の作品を見たら『これは自分が描いた』と思うかもしれない」と思われたそうです。
会場を埋め尽くしたお客さまたち

ひとしきりお話いただいた後、質問コーナーがとても盛り上がりました。
質問に答える宇野さん
「仕事として、苦手なジャンルやモチーフを依頼されたとき、どう折り合いをつけますか?」
という質問に
「今まで手がけたことのないものも、やってるうちにだんだん好きに、楽しくなるし、好きにならなきゃしょうがないと思う。作品が完成したときに一番の快楽が与えられると思っているんです。僕は締切りの数日前に一旦作品を作り終えて、2~3日置いてからもう一度見直すのだけれど、その時作り手の目ではなく批評家の目で自分の作品を見るんです。そしてここをもっとこうすればいいのに、とか、こういう表現ができるじゃないか、と思って直す。そういうことができるかできないかに、職人か芸術家かの分かれ道があるんじゃないかな。」
というお答え。
印象的だったのは、
「宇野さんの作品は女性でなければ気づけないような女性の表情がたくさんあって、単にモデルを見て描いているだけではないように感じましたが、どのように女性を描いていらっしゃいますか?」
という質問に、女性のご兄弟がいらしたという話などから最後に、
「女性の宇野亜喜良が登場すると思ってました?」
というお返事。
この他にも、お話の途中で笑い声が出るシーンがちらほら。ユーモアの溢れる、大変すてきな方です。
たくさんの方が質問をしてくださり、ここには書ききれませんが、ひとつひとつのご質問に丁寧に耳を傾けて、ご自分の経験や思いを交えながら、質問以上のお答えをくださいました。

最後に、宇野さんをパチリ。
ご自身の作品と一緒に
ご自身の作品とご一緒に、撮影させていただきました。

企画展は明日まで開催しています。
まだ見れてない! という方も、ぜひご来場ください!!

そして、明日はついにフィナーレコンサート
会場は川崎駅東口から徒歩15分ほどのところにあります、サンピアンかわさきです。
皆さまのご来場、お待ちしております!!

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