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ミューザ川崎シンフォニーホール
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音のワークショップ!

22日に、音のワークショップが開催されました!
今年は市民交流室と企画展示室を使っての開催。

まずはゲーム!
まずはゲーム!
相手の名前を言いながら、順番にお手玉を投げていくという単純なゲームなのですが、どんどんお手玉の数が増えて、10個くらいのお手玉が飛び交う状況!
その次のゲームは昨年もやった手遊び歌。
Head / Shoulder / Hips / Knees / Ankles / Toes
と、それぞれの箇所を言いながら歌にあわせて触るだけなんですが、それが意外と難しい! というか、大変!!
汗だくになって休憩となりました。

短い休憩を取って、マイクがみんなに歌を教えます。
歌をうたいます

歌を覚えたら、2つのグループに分かれて音作りスタート!
市民交流室グループ 企画展示室グループ
はじめましての子も多く、まだちょっと緊張気味?
ゆっくり時間をかけて音を選び、曲作りを完成させているのですが、
おやおや? 大人だけ部屋を出ています。
大人は一旦退席
今回のワークショップでは、東響打楽器の新澤さん、ホルンの大和田さん(ニックネームはJames)、ヴァイオリンの福留さん、コントラバスの北村さんと日本フィルトロンボーンの伊波さん(ニックネームはポンくん)がファシリテーター(ワークショップの推進役)として参加してくださっています。
そんな中、大人から、曲にコントラバスを入てみたらどうかという提案が。
実際に北村さんが演奏した音を聴き、「うーん」と考え込んでしまった子どもたち。提案した大人がいると決めにくいだろうからと、大人が退出したということでした。
まるで、コントラバスのオーディション……。
ここでマイクから大人たちにこんな一言が

「ファシリテーターである大人が、音楽的なイメージを持っていれば、子どもの作る曲もそういった方向に行く。そういった音楽のイメージを持って誘導してあげて。」

結論を聴きに部屋へ戻ると「コントラバスも入っていいよ~」という答え!
結論が出ました!
北村さんも、ホッと一安心です。

発表タイムの後、それぞれの曲を1曲にまとめて演奏。
どうまとめるかも、大人は退席して子どもたちだけで決定されました。
合同演奏!

お昼休憩をはさんだ午後は、さらに別のテーマでそれぞれ曲作り。
曲作りも順調です
午前中に比べてずいぶん打解けてきました。ファシリテーターの意見も聞きながらも「こうしたい!」というアイディアをみんなで話しながら曲を作っていきます。
そんな中、企画展示室のグループはなんと、
「大人がいない方がうまくつくれるかも……」
と、曲に必要なコントラバスの北村さんを残し、大人を追い出してしまいました!
部屋を出つつも気になって、時々遠くからそっと見守るファシリテーターたち。
見守る大人たち
このテーマでの発表も終え、最初に覚えた歌を取り入れた曲をさらに作ったのですが、その時には、ついにコントラバスの北村さんも部屋の外へ! さらに部屋の鍵が閉められてしまいました!!
午前中の緊張気味の様子からは思いもよらない事態に、苦笑いの大人たち。
ですが、彼女たちだけで作った曲も、他のパートにまったく引けを取らないすばらしいものでした。

そして最後の発表です! 今日作った曲を全部まとめて演奏しました。
まずこのテーマでこちらのグループの曲、次にこちらのグループがこのテーマの曲……と順番を説明され、最初の曲とか覚えてるかな……と少し不安な表情。
最後の発表!
ですが、一度も止まることなく最後まで演奏されました。全部まとめて約10分ほど。
10分の曲をその日のうちに作って、覚えて、演奏しているなんて!!
す、すごい……。

演奏後、今回のテーマである曲の風景の絵を見ながら、ストラヴィンスキー作曲ペトルーシュカの一部を鑑賞。実は、最初にみんなで歌った曲はペトルーシュカに出てくる旋律なんです。
イラストを見ながら曲を聴きます
一緒に歌って自分たちの曲に取り入れたあの歌が、随所に盛り込まれていることに気づいたときの、子どもたちの目の輝き!
真剣な表情で曲を聴いていました。
最後にみんなでもう一度ペトルーシュカの旋律を歌い、ワークショップ終了!

帰り際、子どもたちが「すっごく楽しかった!」「また来年も絶対来るね!」とスタッフに声をかけてくれ、しかも楽器片付けのお手伝いまでして帰る子も!!
みなさん、本当にありがとうございました!
また来年もぜひご参加くださいね♪

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