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ジルベスターコンサート出演! ピアニスト清塚信也さんからのメッセージ

2015年も終わりが近づいてきました。
みなさんはどんな1年を過ごされましたか? 

今年を締めくくる大みそかに開催する「MUZAジルベスターコンサート2015」に、いま話題のスーパー・ピアニスト清塚信也さんが出演します! コンサートだけでなくドラマ出演など大活躍の清塚さんより、本公演に向けてメッセージをいただきました。

音楽の世界のイメージを変えてくれた
東響との共演が楽しみ  ――清塚信也

清塚 (c)Yuka Yamaji/月刊ショパン

 「ラプソディー・イン・ブルー」は、クラシック界からはジャズと呼ばれ、ジャズ界からはクラシックと呼ばれる曲。クラシックのようにしっかりとした様式を持っていますが、ジャズやブルースのように自由でポップな音楽性を持っている、ハイブリッドな魅力がある曲です。僕が“千秋真一”のピアノを弾いたドラマ「のだめカンタービレ」のエンディングに使われ、若い世代などにも一躍有名になった曲なので、僕にとって、とても思い入れが強い作品でもあります。
 今回指揮してくださる秋山和慶先生は、桐朋学園の指揮科でレッスンを受けたことがありますし、その後、コンクールの本選で指揮をしていただいたり、最近は姉がヴァイオリンで所属しているオケを指揮してくださったりと、とても縁を感じております。そして、東京交響楽団は僕が人生で初めてピアノコンチェルトを弾いた時のオケでした。その時の曲はグリーグだったのですが、中学生の僕は不慣れなことが多く、けっこう戸惑っていましたが、たくさんの楽団員の方が励ましてくださり、やり遂げることが出来ました。「好きなように弾けばいいんだぞ!」「気にすんな!」といった半ば体育会系な激励をいただきまして、音楽の世界のイメージが変わったのが今でも強いイメージとして残っています。そんな秋山先生&東響と共演させていただけることをとても嬉しく思っています。
 僕は毎年大晦日は割と暇で、大晦日に演奏して自慢げにFacebookなどに写真を載せている演奏家仲間になかなか「いいね!」を素直に押せなかったので、今年は気持ちよく「いいね!」をしたいと思います(笑)。
 皆さん、ミューザで一緒に素敵な大晦日を過ごしましょう!(友の会会報誌SPIRAL Vol.46より)

MUZAジルベスターコンサート2015
2015. 12.31 (木) 15:00開演
公演詳細はこちら

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