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オフィシャルブログ

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フィガロと結婚活動報告! ~リトルミューザの活動報告~

2018.12.26音の放課後プロジェクト! , リトルミューザ , フィガロと結婚!プロジェクト


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この日はリトルミューザ2018年の活動最終日。打ち上げということでお菓子をつまみながら、今回のプロジェクトの後片付け、報告書の作成と発表、そして全体の振り返りを行いました。
【写真】活動を振り返りながら、報告書を作成。自分たちでパソコンに入力していきます。
報告書の作成にあたりアンケートを集計していくと、2週間で約90人の方々が「フィガロと結婚」をやりに来てくれたことが分かりました!「楽しかった」というコメント数がとても多く、アンケートの回収率は9割というとてもポジティブな結果を得れました。反省点としては、宣伝をもう少し工夫できたのかもしれないということと、参加者のほとんどが休日や放課後の来館だったことを考えると、実施時期を冬休みにするなど改善できたのかもしれないと話し合いました。
【画像】実施報告書。自分たちが作ったものにどのくらいの予算がかかったのかもここで改めて確認。
成果発表の場では、家族と一緒に体験した企画事業部の山田さんより「主要な登場人物とのやりとりと一緒に謎を解くという構成からだいたいの物語が分かったことで、このオペラを知らなかった家族が「へぇ、そういう話なんだ、だったら見てみたかったな」と言っていたことに驚いた。「一緒に行かない?」と説得しても響かなかった人達が、純粋な興味を抱いていたのはすごい!」とのお褒めの言葉も。
【写真】今回の活動を、ミューザのスタッフへ報告。広報課、事業課の職員が話を聞きました。
みんなも一番がんばった箇所は、まさに1番最初の謎から最後までのつながりを物語を辿る形式で作り上げることであったため、これはとっても嬉しい結果となりました。

最後にプロジェクト全体を振り返り、自分達のプロセスも分析。人数が少ない中で、スケジュールが必ずしも全員合わない中での活動でしたが、それも適材適所、補い合いながら進めることができたのではないかという気づきや、誰か1人が中心的に動くのではなく、コレクティブでの活動であったという驚きも。企画の提案から実施まで全てを自分達でやってきたという達成感や、過去のプロジェクトと比べて受付や案内の方々にご協力頂いたことで、ミューザ全体との関わりが深くなった気がしたなどの意見も。そして今回は佐々木あららさんや長谷川寧さんなど、普段出会うことのない職業のプロフェッショナルの方々との協働作業をしたことで、知らない世界を知る経験になったようでした。

今後のリトル・ミューザで、どんなことをしていこうか?という話の中で「みんなで企業したい!」という意見があがり、「いいねいいね!」と盛り上がりながら、今回のプロジェクトは無事エンディングを迎えました。

今後もリトルミューザの活動にご期待ください!
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『祝祭のオスティナート』 未来へ続いていくよう願いを込めて 大木麻理インタビュー(前編)

2018.12.26From_Muza , From_Muza , インタビュー


ミューザ川崎シンフォニーホールの音楽ホールは、改修工事のため2019年1月15日~6月30日の間休館します。それに伴い、休館直前&直後のホールを楽しめる特別コンサートが企画されています。メインプレゼンターを務めるのは、ミューザの新ホールオルガニストであり、国内外で“期待の星”と称される大木麻理さん。
コンサートの魅力はもちろん、オルガン解説から未来に向けた想いまでお伺いしました。

※このインタビューは「かわさきアートニュースvol.271」に掲載されたものです。

大木麻理(ミューザ川崎シンフォニーホール ホールオルガニスト)

大きなおもちゃを手に入れた感覚

――オルガンとの出会いは?
小学4年生の頃、地元・静岡にパイプオルガン付きのホールができるというので、 見学会に参加し、実際に楽器を触らせてもらったのが出会いでした。ピアノがあまり得意ではなかったこともあり、「これだったらやってもいいな」と生意気なことを言ったそうです(笑)。地方にはなかなか練習環境がありませんでしたので、小中学生の頃は東京までレッスンに通っていましたね。

ミューザのオルガンのメインコンソール。4段の手鍵盤の左右に71のストップ(音色を変える装置)がある。

――パイプオルガンの魅力は?
なんというか、大きなおもちゃみたいだなって。私はあまり落ち着きのない子どもだったので、手も足もいろんな鍵盤があるオルガンは、とにかく弾くたびにワクワクして いました。オルガンの大変さを知った今でも変わらない魅力は、やはり表現の幅が大きいこと。様々なストップ(音色を変えるボタン)を駆使して無限の音作りができるという点は、いつも好奇心をくすぐられます。

2017年2月18日「オルガンの未来へIII」

ミューザとのエピソード

――ミューザや川崎とのエピソードを教えてください。2016年には、ミューザ主催『オルガンの未来へ』シリーズ企画公募で、意欲的なプログラムが採用されたこともあったそうですね。
ミューザの楽器を初めて弾いたのは、 2015年に呼んでいただいたランチタイム &ナイトコンサートのときでした。2016年の企画は、大学の同級生の作曲家が作ってくれた曲を弾こうと思い応募したのですが、現代曲をメインに取り上げたプログラムでしたので、もう譜読み地獄で…今思うと一番辛かったコンサートですね(笑)。でも、そのとき楽器に向き合う時間をたくさんいただいたからこそ、この楽器と仲良くなれたのかなと思います。 その後、オーディションを経て、2018年4月にホール専属オルガニストに就任させていただきました。川崎は音楽を押し出す力がすごいですよね。市内の小学生をミューザに招待する「音楽鑑賞教室」など、音楽の裾野拡大に力を入れている、素晴らしいまちだと感じています。

オルガン内部には外からは想像もつかないほどたくさんのパイプが格納されている。
ミューザのパイプ総数は5248本。

ホールオルガニストの使命とは

――ホールオルガニストのお仕事を教えてください。
演奏はもちろん、楽器の弾き込みや普及活動なども行っています。特に弾き込みは重要な使命で、例えるなら看護師さん的な役割でしょうか。ホールが空いている時間を見計らっては、一つ一つのパイプを鳴ら してみたり、全ての鍵盤を弾いてみたり…。 すごく地味な作業ですが、オルガンと向き合い、常にいい状態であるように努め、異常があればお医者さん、つまりオルガンを直す方に伝えるということをしています。 また、ただでさえ客席から遠いところに ある楽器を憧れで終わらせないために、ミューザでは「子どもに重点を置いた短期・長期レッスン」や「オルガン見学会」などを計画的に実施しています。少子化や音大進学者の減少などによって“次の世代” の奏者が少なくなっているオルガン界としても、こうした取り組みは有り難いことです。 オルガンに親しみを持つ方が増え、いつかミューザ発祥のオルガニストが誕生することが、私の大きな夢です。

2018年7月に行った「わたしもぼくもオルガニスト」発表会

2018年5月5日「こどもの日オープンハウス」では照明の演出とともに親しみやすい曲を演奏

日本のオルガンの未来

――これからオルガニストとして目指すものは?
西洋で生まれたものを真似するだけの 時代は終わり、今度は日本からどう独自性を持ってオルガン音楽を発信できるか、模索する時代に入っています。西洋の場合、オルガンはどうしても教会や宗教との結びつきが強いですが、日本の場合は主に公共 ホールにあり、立派な舞台、客席、音響も備わっている。こうした環境を生かした総合芸術ができないかと考えています。今年は尺八や和太鼓とコラボするなど、私にとって挑戦の一年でした。日本人の魂を揺さぶるような和楽器の力をお借りして、これまでのオルガンの演奏会では経験したことがないような熱い反応が沸き起こったことは、本当に新鮮な出来事でした。これからも、オルガンを使って何か新しいことを「したい」ではなく「しなければいけない」と思っています。

(後編に続く)

公演情報
2019年 1月14日 (月) 16:00開演(15:30開場)
祝祭のオスティナート~4人のオルガニストが紡ぐ明日への響き~
出演:大木麻理、梅干野安未、石丸由佳、三原麻里
詳細はこちら

松岡あさひの新曲「アルタバン」

2018.12.16From_Muza


2018年12月22日に開催されるクリスマスコンサートはヘンリ・ヴァン・ダイクの書いた物語「もう一人の博士」を題材にしています。
コンサートと演劇を有機的につなぐ柱として、松岡あさひさんに新曲を書きおろしていただきました。
新曲のタイトルは、「アルタバン」。「もう一人の博士」の主人公の名前です。

4曲で構成される組曲のような形になっており、コンサート全体を通して、テーマとなるメロディがシーンに合わせて様々に変化し、繰り返し演奏されます。音楽で物語を伝える、重要な要素のひとつとなっています。

楽譜を受け取った松居直美さんは
「それぞれ、色々な工夫が凝らされていて、大変楽しく練習しています。松岡さんの作品は、何度でも繰り返して練習したくなる魅力を持っています。コンサートが楽しみです。」
とコメントされています。いったいどんな作品なのでしょうか?

1曲ずつ、松岡さんにご紹介いただきました。
【写真】アルタバンIの楽譜の一部。

【第1曲】
今回の作品は普段の私の曲と比べて、西洋音楽の歴史の中で用いられてきた様式を、より取り入れた形で作曲しました。
第1曲は「アルタバン」のテーマとなるものです。曲のスタイルとしては、古くからクリスマスの音楽として用いられてきたパストラーレ(羊飼いの音楽)を用いました。
まず、アルタバンに先立ってイエスに会いに行った三人の博士が、常に三声で動くモティーフで示され、その後を追うようにアルタバンのテーマが提示されます。
その他にも、今回のコンサートで演奏される曲がそこかしこに隠され、先取りする形で現れる、序曲のような性格の作品となっています。

【第2曲】
この曲は、アルタバンが絶望している状況で演奏されることから、ラメント(嘆き、憂いの)バスを用い作曲しました。
主旋律の音型はアルタバンのテーマに基づいていますが、より自由な形で扱われています。そして中間部では、いつの日か与えられるであろう慰めが暗示されるかのように、コラール「われら悩みの極みにありて」のメロディが現れます。

【第3曲】
三博士やイエスの後を追いつづけたアルタバンのように、西洋音楽においてはカノン(追走曲)やフーガ(遁走曲)など、主題の後を追い模倣する形式が用いられてきた歴史があります。
この場面では、原作中の言葉である「いったりきたりする杼よりもはやく、年月はすぎ去っていった」から着想を得て、 ジグザグした動きや、クロマティックな推移などを用いた小フーガとしました。 主題はもちろんアルタバンのテーマから得ています。
今回の作曲の中では、形式だけでなく和音の使い方なども含めて、最もバロックの(フレスコバルディやバッハの)スタイルに近い作品です。

【第4曲】
再びパストラーレが戻ってきます。しかし、今では優しげな光が、そしてイエスの慈愛に満ちた眼差しがアルタバンを静かに包んでいます。
アルタバンのテーマに内包されていたコラール「神の御業は全て善し」が完全に姿を顕し、ソプラノが高らかに歌い上げます。
そして、この物語を見守ってきた星たちは、変わることなく清かに光を放っています。

松岡さんの作品は、コンサートの冒頭、前半の終わり、2部の後半、そしてフィナーレに演奏されます。

この他にも、このクリスマスコンサートでは、J.S.バッハ作曲「高き天より我は来たり」によるカノン風変奏曲、ブクステフーデ作曲「暁の星はいと美しきかな」、そしてソプラノの作品としてブリテン作曲「鳥たち」、ラター作曲「ある木に咲いた花」と、たっぷりと音楽をお楽しみいただけるコンサートとなっています。

松岡さんの作品と共に、音楽、お話をじっくりと味わうクリスマスをお楽しみに。

松岡あさひ(作曲・編曲)

1985年ドイツ・デュッセルドルフにて作曲家の両親のもとに生まれ、幼少よりピアノ、作曲を学ぶ。徳島県立城南高校卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科首席卒業。同時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。2011年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。2012年より、文化庁新進芸術家海外研修員として、ドイツ・シュトゥットガルト音楽演劇大学に留学し、作曲のほかオルガン演奏法を学ぶ。作曲家としてはピアノ、オルガン、チェンバロを含む鍵盤楽器のための作品や歌曲・合唱曲を中心に多数の委嘱を受け活動しており、日本国外でもドイツと主とするヨーロッパ各地で作品が演奏されている。また、声楽を中心とする分野の伴奏者としても、多くの演奏家の信頼を得ている。現在、東京藝術大学演奏藝術センター教育研究助手。日本ドイツリート協会会員。

MUZAパイプオルガン クリスマス・コンサート2018
~言葉と音楽で彩るファンタジー「もう一人の博士」~

2018年 12月22日 (土) 14:00開演(13:30開場)

公式facebookページ

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ミューザ川崎シンフォニーホール

TEL044-520-0200

(10:00~18:00/土・日・祝も営業)

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