【公演延期】~尊い個性を愛するために~
第18回ジェイミーのコンサート
ピアニスト小川典子が自閉症者とそのご家族に贈る特別なひととき
- 日時
- 2020年 6月18日 (木) 11:00開演
- 会場
- ミューザ川崎シンフォニーホール4F 市民交流室
- 出演
- クラリネット:マイケル・コリンズ
ピアノ:小川典子 - 曲目
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第1部【特別講演】明石洋子
(一般社団法人 川崎市自閉症協会代表理事)
第2部
【世界最高峰のクラリネット奏者が登場!
マイケル・コリンズ&小川典子によるデュオ】
ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 作品167
ドビュッシー;レントより遅く(ピアノ・ソロ)
プーランク:クラリネット・ソナタ
ピエルネ:カンツォネッタ 作品19
メサジェ ソロ・ド・コンクール(コンクールの独奏曲)
【特別展示】「心画」 瀬崎竜彦
・・・自閉症書家による、感動的な作品を展示いたします。
※プログラムは予告なく変更する場合がございます
※未就学児童不可
※英国直輸入のビスケット&紅茶付き
料金
全席自由 | |
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一般 | 3,500円 |
チケット購入
チケット取扱
- ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200
- チケットぴあ 一般:0570-02-9999 友の会:0570-02-9515
お問合せ
アーツ・アイランド 03-6914-0353(平日10:00~17:00)
ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200(10:00~18:00)
デビュー当時、ロンドンの下宿先で重度自閉症児であるジェイミーとともに暮らしたピアニストの小川典子。対応の難しい障がいだけに、直接ジェイミーに触れて動揺させてしまうより、彼が信頼を寄せる母ジャニスをサポートすることの大切さに気づいたといいます。こうした経験から自閉症者と介助者の方々の支援をライフワークとし、彼らのために演奏会「ジェイミーのコンサート」を2004年より開催。日本と英国で一流音楽家による本格的なプログラムを提供しています。2014年、英国NAS自閉症協会がその活動を称え、NAS自閉症協会文化大使に使命。日英両国で多くの賛同者を得て発展を続けています。英ギルドホール音楽院学術研究対象演奏会。
ジェイミーのコンサート ホームページ
あなたのジェイミーは・・・?
ロンドンのジェイミーは演奏家の両親を持ちながら音楽は大の苦手。でも、音楽が大好きな自閉症の方もいますよね。あなたのジェイミーはどちらのタイプでしょう?もし音楽がお好きなら、ぜひご来場ください。
主催:ジェイミーのコンサート事務局
共催:(一社)川崎市自閉症協会、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
後援:川崎市、川崎市教育委員会、「音楽のまち・かわさき」推進協議会
(C)武藤章
小川典子(ピアノ)
英国と日本を拠点に世界の主要オーケストラ・指揮者との共演や、室内楽、リサイタル等で世界各国へ演奏旅行を行う他、国際的なコンクールでの審査、各国でのマスタークラスなど、国際的で多彩な活動を展開中。録音は北欧最大のレーベルBISと専属契約を結び、34枚のCDをリリース。2018年にはサティのソロ曲を録音、2019年はドブニヨンのピアノ協奏曲をスイスで録音予定。
2013年には初のBBCプロムスへの出演で注目を集め、その後もポーランド放送響、モスクワ放送響、サンクト・ペテルブルク響、モスクワ国立響、BBC響など海外オーケストラとの共演や、国際コンクールでの審査、イギリス、フランスを始め多くの音楽祭にも招聘されリサイタルやマスタークラスを行う。2019年夏には、日本、英国、フランス、ドイツ、ポーランド、韓国の6カ国でそれぞれ行われる音楽祭に出演。
英国ギルドホール音楽院教授、東京音楽大学特任教授、ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー、「ジェイミーのコンサート」主宰、NAS英国自閉症協会文化大使、イプスウィッチ管弦楽協会名誉パトロン、浜松国際ピアノコンクール審査委員長、国際音楽コンクール世界連盟理事。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞、川崎市文化賞受賞。2017年11月にはこれまでの貢献をたたえて英国ギルドホール音楽院より「フェロー」の称号が授与された。
オフィシャルHP http://www.norikoogawa.com/
(C)Ben Ealovega
マイケル・コリンズ(クラリネット)
“コリンズの滾るほどに熱い演奏と指揮。これに匹敵する体験を他に持ち得ていない”
(グラモフォン誌)
英国を代表するクラリネット奏者。この数シーズンに限っても、ミネソタ管、スウェーデン室内管、ライン州立フィル、京都市響、クオピオ響、メキシコ国立響、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズなどと共演。指揮者としてもBBC響、フィルハーモニア管、メルボルン響、イギリス室内管、チューリッヒ室内管などと共演。10〜18年、シンフォニア・オブ・ロンドンの首席指揮者。
19/20、ウィグモアホールのレジデント・アーティストをつとめた。
グラミー受賞作品を含み、ドイツ・グラモフォン、デッカ、EMI、ソニーなどから多くのCDがリリースされている。
15年、大英帝国勲章が授与された。