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ミューザ川崎シンフォニーホール
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公演・イベントスケジュールEvent Schedule

Home / 公演・イベントスケジュール / 第10回 被災地復興支援チャリティ・コンサート ~4人のホールアドバイザーとともに~

第10回 被災地復興支援チャリティ・コンサート
~4人のホールアドバイザーとともに~

日時

2024.3.11(月) 14:30開演

13:45開場|14:00~プレトークあり

会場

ミューザ川崎シンフォニーホール

出演

  • 指揮:秋山和慶 (ミューザ川崎シンフォニーホール チーフアドバイザー)
  • パイプオルガン:松居直美 (ミューザ川崎シンフォニーホール ホールアドバイザー)
  • ピアノ:小川典子、宮本貴奈 (ミューザ川崎シンフォニーホール ホールアドバイザー)
  • ソプラノ:鈴木美紀子
  • 管弦楽:東北ユースオーケストラ
  • 司会:山田美也子

曲⽬

  • 【プレトーク】
  • 登壇者:秋山和慶、松居直美、小川典子、宮本貴奈
  • 司会:山田美也子
  • 【第1部】パイプオルガン&ピアノステージ
  • 松居直美(パイプオルガン)
  • 鈴木美紀子(ソプラノ)★
  • -J.S.バッハ:わが魂は主をあがめ(マニフィカト・フーガ) BWV 733
  • -松岡あさひ:楽園の鳥たち★
  • 小川典子(ピアノ)
  • -ラフマニノフ(小川典子編曲):ヴォカリーズ
  • -リスト:ラ・カンパネラ
  • 【第2部】オーケストラステージ
  • 秋山和慶(指揮)
  • 宮本貴奈(ピアノ)◇
  • 東北ユースオーケストラ(管弦楽)
  • -坂本龍一:Aqua
  • -坂本龍一:The Last Emperor(ラストエンペラー)
  • -坂本龍一:Merry Christmas Mr.Lawrence(戦場のメリークリスマス)◇ 他
  •  

ドリンクコーナー:営業あり

ミューザ川崎シンフォニーホールでは未曾有の大災害をもたらした東日本大震災を契機に、2014年から毎年チャリティ・コンサートを開催しております。大震災の後も繰り返される自然災害、そして新型コロナウイルスによるパンデミックも重なりました。1日も早く平穏な日常が戻るよう、引き続き被災地への復興支援を行います。

第10回は、ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー4名が一堂に集結。前半は松居直美(パイプオルガン)と小川典子(ピアノ)がJ.S.バッハ、ラフマニノフ、リストなどによる名曲のステージを、後半は故・坂本龍一が音楽監督をつとめ、小学生から大学生のメンバーで構成する「東北ユースオーケストラ」を迎えて、秋山和慶(指揮)と坂本を敬愛する宮本貴奈(ピアノ・作編曲)が「Aqua」「ラストエンペラー」「戦場のメリークリスマス」などの名曲をお送りします。

【1/12更新】

チケット収入と場内募金箱へのご寄付は、当初予定しておりました日本政府を通じた東日本大震災義援金に、加えて、日本赤十字社を通じた能登半島地震災害義援金として被災地へ全額寄付させていただきます。皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

メディア情報

チケット料金

席種 一般
全席指定 ¥1,000

※友の会割引なし

チケット購⼊

一般販売
2024.1.15(月)10:00

ミューザ川崎シンフォニーホール

044-520-0200 (10:00〜18:00)

  • 未就学児の⼊場はご遠慮ください。

お問合せ

  • ミューザ川崎シンフォニーホール
  • 044-520-0200(10:00~18:00)

出演者プロフィール

アーティスト写真
©堀田力丸

秋山和慶(指揮)

1941年生まれ。齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響首席、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。

1991年東京響創立45周年記念ワールドツアーでは全公演を指揮して大成功をおさめ、1994年には同団第400回定期演奏会を記念したシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」(演奏会形式)を指揮、各紙から絶賛を博し同年音楽界最大の話題となった。また同公演のCDは各レコード誌より国内外で高く評価された。ふたたび1996年東京響創立50周年記念ヨーロッパ公演を指揮して同公演を成功に導き、2001年には同団創立55周年トルコ・イタリア公演を指揮し各地で好評を博した。1997年にシェーンベルク:ヤコブの梯子、ヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」(舞台上演形式)、2000年ラッヘンマン:歌劇「マッチ売りの少女」(演奏会形式・日本初演)、ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カバノヴァー」(原語による日本初演)、2003年にはジョン・アダムズ:「エル・ニーニョ」(日本初演)を取り上げるなど常に新たな挑戦を続けている。

アーティスト写真
©木之下 晃

松居直美(パイプオルガン)

国立音楽大学、同大学院修了。西ドイツ国立フライブルク音楽大学演奏家コース卒業。第21回ブダペスト国際音楽コンクールほか、多くのコンクールで優勝。文化庁海外特別派遣生としてオランダへ留学。国内および欧州・アジア各地でリサイタル出演、オーケストラとの共演、国際コンクールの審査員等、その活動は多岐に渡る。「J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集」で文化庁芸術祭レコード部門優秀賞。長年に渡りオルガンのコンサート企画、啓蒙活動にも積極的に取り組み、その功績が認められ、下總皖一音楽賞受賞。

現在、ミューザ川崎シンフォニーホールのアドヴァイザー、(一社)日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員、聖徳大学音楽学部教授。

アーティスト写真
©Patrick Allen operaomnia.co.uk

小川典子(ピアノ)

リーズ国際ピアノコンクール入賞以来30年以上、英国と日本を拠点に世界の主要オーケストラ・指揮者との共演や、室内楽、リサイタル等で世界各国へ演奏旅行を行う他、国際的なコンクールでの審査、各国でのマスタークラスなど、国際的で多彩な活動を展開中。BIS より40枚近いCD を発売。2021年には世界初録音のR. ドゥヴニオン「クライスレリアーナ」、「サティ:ピアノ独奏曲全曲集Vol.4 “ ルラーシュ・シネマ”」が次々と発売された。2013、14年にはBBCプロムスへ連続出演。その後ポーランド放送響、モスクワ放送響、サンクトペテルブルク響、BBC響など英国ツアーのソリストとして共演。またイギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、韓国をはじめ数々の音楽祭にも招聘され、リサイタルやマスタークラスを行う。リーズ国際、グリーグ国際、クリーブランド国際コンクール審査員。浜松国際ピアノアカデミー音楽監督。浜松国際ピアノコンクール審査委員長。国際音楽コンクール世界連盟役員。英国ギルドホール音楽院教授。東京音楽大学特任教授。ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー。ジェイミーのコンサート主宰。NAS英国自閉症協会文化大使、イプスウィッチ管弦楽協会名誉パトロン。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞、川崎市文化賞受賞。2017年11月にはこれまでの貢献をたたえて英国ギルドホール音楽院より「フェロー」の称号が授与された。著書「夢はピアノとともに」。訳書「静けさの中から」。

オフィシャルHP https://www.norikoogawa.com/

アーティスト写真

宮本貴奈(ピアノ)

国際的に活躍するピアニスト・ヴォーカリスト・作・編曲家。

米バークリー音楽大学、ジョージア州立大修士卒。全米エドマンジャズピアノ大会優勝。「アトランタベストジャズアクト(2年連続)」「ジョージア州で最も影響力のある女性」他受賞。参加作が2001年米グラミー賞2部門でノミネート。20年間米英を拠点に活動後、2013年帰国。ソロ活動の他、八神純子、佐藤竹善、サラ・オレイン、小野リサ、大黒摩季、May J.、絢香、稲垣潤一他共演。2020年CD【ワンダフル・ワールド】でミュージック・ペンクラブ音楽賞最優秀作品賞受賞。作・編曲、プロデュース、音楽監督、オーケストラ、TV・映画の劇伴音楽まで幅広く手がける。国立音楽大学ジャズ専修講師。茨城県結城市出身。

オフィシャルHP www.takana.net

アーティスト写真

鈴木美紀子(ソプラノ)

ベルギー王立リエージュ音楽院の歌曲・オラトリオ科をプルミエ・プリ(優秀賞)を受賞して修了。フランス・バロック音楽、16〜18世紀のイギリス・ドイツ歌曲やオラトリオなどの宗教歌曲のソリストとして全国で演奏活動を行う。ソロアルバム「美しいフランスの歌」「美しい人は愛の庭に」(リュート:つのだたかし)を発表。「この世の雑念を忘れさせる」(金澤正剛氏・朝日新聞)「優れた工房のクリスタル細工に通じる優美と繊細、透明な美しさを感じる」(美山良夫氏・レコード芸術)と絶賛を得る。《バッハ・コレギウム・ジャパン》《アンサンブル・エクレジア》の海外・国内公演、録音に多数参加、バロックオペラの分野でもその魅力を発揮し、活動の場を広げている。

アーティスト写真

山田美也子(司会)

NHK大阪放送児童劇団卒。大阪音楽大学声楽科卒業。「ステージ101」のヤング101、「パンポロリン」のミコちゃん、「おはようナイスデイ」「ETV8文化ジャーナル」のテレビキャスターを経て、「ベストオブクラシック・N響定期公演」などFM生放送のナビゲーターを四半世紀にわたり務めた。オーケストラコンサートや室内楽演奏会の司会も多く、クラシック音楽を分かりやすく楽しく伝えることに心を砕いている。

オーケストラ写真
©丸尾隆一

東北ユースオーケストラ

東北ユースオーケストラは、2013年9月から10月にかけて、宮城県松島町にて開催された東北と世界をつなぐ音楽祭「Lucerne Festival ARK NOVA 松島 2013」をきっかけに企画・編成されたオーケストラです。楽団員は東日本大震災の被災三県(岩手県・宮城県・福島県)を中心に、ふだんは異なる組織で演奏をしている小学校・中学校・高等学校・大学の子どもたちが、プログラム(演奏)ごとに楽団編成を変えながら活動します。東北ユースオーケストラの活動は、単なる演奏目的にとどまりません。東北の子供たちが、優れた音楽家による指導や演奏をはじめ、普段は会うことのないさまざまな人々との交流を通じて世界を知り、沢山の仲間たちとともに経験していく「成長の場」と考えています。子どもたちの活力が、周囲の大人や地域全体、そして東北全体に活力を与え、あたらしい未来をつくりだすことを目指しています。

“音楽でしか表現できないことが、沢山ある。言葉ではうまく伝えられないことも、音楽では伝えることができる。私たちは音楽を通して多くの感動を伝えていきたい”そんな思いを胸に、震災を乗り越えて生まれた強くて美しい音楽を、東北から全国、そして世界へ届けていきます。

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