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【完売】バイエルン放送交響楽団
日時
2024.11.24(日) 17:00開演
16:00開場
会場
ミューザ川崎シンフォニーホール
出演
- 指揮:サー・サイモン・ラトル(バイエルン放送交響楽団 首席指揮者)
- ピアノ:チョ・ソンジン
曲⽬
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番
- ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(コールス校訂版)
[アンコール曲]
- <ソリストアンコール>
- ハイドン:ピアノソナタ第53番より 第3楽章
川崎市市制100周年記念事業 ミューザ川崎シンフォニーホール開館20周年記念公演
数々の名演を残してきたサイモン・ラトルが第6代首席指揮者としてブルックナー交響曲第9番でミューザに再来!
チケット料金
席種 | 一般 |
---|---|
S席 | ¥ 36,000 sold out |
A席 | ¥ 30,000 sold out |
B席 | ¥ 24,000 sold out |
C席 | ¥ 18,000 sold out |
D席 | ¥ 15,000 sold out |
チケット購⼊
一般販売
ミューザ川崎シンフォニーホール
044-520-0200 (10:00〜18:00)
- ドリンクコーナー営業あり
- ショップ営業あり
- 託児サービス
- 未就学児の⼊場はご遠慮ください。
- ⾞いす席については主催者へお問い合わせください。
お問合せ
- ミューザ川崎シンフォニーホール
- 044-520-0200(10:00~18:00)
主催
ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
出演者プロフィール
サー・サイモン・ラトル(指揮)
納得のカリスマ性、優れた実験精神と熱意、そして妥協を許さない真摯な芸術性── これらすべてが、リヴァプール出身のサイモン・ラトルを、現代で最も魅力的な指揮者の一人にしている。2010年、サー・サイモン・ラトルはシューマンの《楽園とペリ》で初めてバイエルン放送合唱団及び交響楽団の指揮台に立った。それ以来、集中的なコラボレーションが展開され、ミュンヘンでの公演は常に目玉として注目されている。
2021年にラトルとバイエルン放送交響楽団は、2023/2024シーズンからラトルが首席指揮者に就任する契約を締結し、相思相愛による結束を果たした。こうして、ドイツのパスポートを持つ69歳のイギリス人は、昨年の9月、若い頃から憧れていたオーケストラを率いる立場となる。就任以前と変わらず、ラトルはラモー、バッハ、ハイドン、モーツァルトから近現代の音楽、古典の交響曲から演奏会形式によるオペラまでの幅広いレパートリーを披露しており、またBRSO(バイエルン放送交響楽団)でも‶歴史的情報に基づく演奏(HIP)〟という名のもと、古楽器による古楽の演奏も確立する予定である。さらに、ラトルは音楽教育にも情熱を注いでおり、BRSOアカデミーやバイエルン州立ユース・オーケストラとの野心的なプロジェクトは、バイエルンの金管アンサンブルをBRSOと共演させるイベント‶Symphonic Hoagascht〟と同様に彼にとっての優先事項である。
サー・サイモン・ラトルはバーミンガム市交響楽団でその素晴らしいキャリアを開始し、1980年から1998年にかけて同楽団を世界的な名声へと導いた。2002年から2018年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2017年から2023年までロンドン交響楽団(LSO)の音楽監督を務め、同団とは今後も名誉指揮者として関係を維持していく。そのほかエイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団のプリンシパル・アーティスト、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の第一客演指揮者、ほかウィーン・フィルやベルリン・シュターツカペレなどのトップ・オーケストラや、ロイヤル・オペラハウス、ベルリン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、そしてエクサンプロヴァンス音楽祭など著名なオペラハウスなどとも長年の関係を保持している。最近では、マーラー室内管弦楽団ともコラボレーションを行った。
これまでに数々の栄誉に輝いており、BRSOと録音したマーラーの「交響曲第9番」は、ディアパソン・ドール賞及びグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選出され、マーラー「交響曲第6番」ではグラモフォン誌のエディターズ・チョイス及びドイツ批評家賞を受賞している。
(2024年8月)
チョ・ソンジン(ピアノ)
チョ・ソンジンは、同世代の最前線で活躍するピアニストのひとりとして、また現在の音楽界において特に際立った存在感を持つアーティストとして名を成している。
圧倒的な才能と生来の音楽性を有するチョ・ソンジンの演奏は、思慮深く詩的で、極めてヴィルトゥオーソ的、かつ色彩豊かである。演奏は貫禄と純粋さを兼備し、見事なバランス感覚によって生み出されており、その洞察力や魔法のように豊かな表現力は世界的に称讃されている。
1994年ソウル生まれ。6歳でピアノを習い始め、11歳で初めて観客の前でリサイタルを行う。2009年浜松国際ピアノコンクールで最年少優勝。2011年には17歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。2012-2015年にパリ音楽院でミシェル・ベロフに学ぶ。
2015年にショパン国際ピアノコンクールで優勝。国際的な脚光を浴び、瞬く間にキャリアを高める。2016年初めにドイツ・グラモフォンと専属契約を締結。2023年にはクラシック音楽界への格別の貢献を認められ、サムスン湖巌(ホアム)賞(芸術部門)を受賞。
これまでベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロンドン響、コンセルトヘボウ管、ボストン響等、世界有数の一流オーケストラと共演しており、指揮者ではチョン・ミョンフン、グスターボ・ドゥダメル、アンドリス・ネルソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、ジャナンドレア・ノセダ、サー・アントニオ・パッパーノ、サー・サイモン・ラトル、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、エサ=ペッカ・サロネン、ラハフ・シャニ等と定期的に共演している。
2024/25シーズンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスに就任。ベルリン・フィルハーモニーにおいてシーズンを通して協奏曲、室内楽、リサイタルのプロジェクトを行うほか、バーデン=バーデン・イースター音楽祭でも同団と共演する。その他にもロンドンのBBCプロムス、ヤニック・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管のシーズン開幕公演、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮のニューヨーク・フィルとシカゴ響、フランツ・ウェルザー=メスト指揮クリーヴランド管と共演する。国際的なツアーではアンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルの韓国ツアー、そしてミュンヘンでの公演を皮切りとしたサイモン・ラトル指揮バイエルン放響の韓国、日本、台湾ツアーにも参加する。
また、引く手あまたのリサイタル・ピアニストとして、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会、フランクフルトのアルテ・オーパー、KKLルツェルン、サラ・サンタ・チェチーリア、シャンゼリゼ劇場、ルドルフィヌム、サントリー・ホール、ラ・ロック・ダンテロンの国際ピアノ・フェスティバル、ヴェルビエ音楽祭等世界の権威あるホールや音楽祭で多くのリサイタルを行う。来シーズンにはウィーンのコンツェルトハウス、ハンブルクのエルプ・ハーモニー、ロンドンのバービカン・センター、ボストン・シンフォニー・ホールのセリブリティ・シリーズ、ロサンジェルスのウォルト・ディズニー・ホール、カーネギー・ホールを含む会場で、ラヴェルのピアノ作品全曲演奏を行う予定である。
最新の録音は2023年2月にリリースされたソロ・アルバム「ヘンデル・プロジェクト」。2021年8月にはノセダ指揮ロンドン響とのショパン:ピアノ協奏曲第2番とスケルツォ集をドイツ・グラモフォンでリリース。「さすらい人」と題されたソロ・アルバムは2020年5月にリリースされ、シューベルトの幻想曲「さすらい人」、ベルクのピアノ・ソナタOp.1、リストのピアノ・ソナタ ロ短調を収録。2017年11月にはドビュッシーのソロ・アルバム、2018年にネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管とのモーツァルト・アルバムをリリース。すべてのアルバムがイエロー・レーベルでリリースされており、世界中で批評家から絶賛されている。
(2024年8月現在)
バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送交響楽団は1949年の創立後まもなく、国際的に著名なオーケストラへと成長を遂げ、今までにレナード・バーンスタイン、ゲオルク・ショルティ、カルロ・マリア・ジュリーニやヴォルフガング・サヴァリッシュなどの著名な指揮者たちが客演し、楽団に足跡を残してきた。今日では、ヘルベルト・ブロムシュテット、フランツ・ヴェルザー=メスト、ダニエル・ハーディング、ヤニック・ネゼ=セガン、アンドリス・ネルソンズ、ヤクブ・フルシャ、そしてイヴァン・フィッシャーらが重要なパートナーとなっている。2023/2024シーズンより、サー・サイモン・ラトルを第6代首席指揮者に迎えた。
サイモン・ラトルは、就任前よりマーラーやワーグナー作品を含む画期的な録音をバイエルン放送交響楽団のディスコグラフィ―に加えており、その多くがすでに国際的な賞を受賞している。このコラボレーションには、さらなるCDの録音が予定され、若い才能の集中的なプロモーションや、世界の最も重要な音楽の中心地でのツアーや公演が予定されている。