ホールアドバイザー小川典子企画　
黒猫コンサート
【会場：洗足学園音楽大学 ビッグマウス】

川崎市生まれ。1987年に世界的に有名なリーズ国際コンクール第3位入賞を機に本格的な活動を開始。リサイタルのほか、日本はもとより、ミネソタ管、ロイヤル・リヴァプール管をはじめ、外国の主要なオーケストラや著名な指揮者との共演も数多い。北欧最大のレーベルBISと専属契約を結び、CDは22タイトルが好評発売中。ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー。「ジェイミーのコンサート」主宰。東京音楽大学客員教授、英国ギルドホール音楽院教授。1999年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、2006年川崎市文化賞受賞。2012年に、英国マンチェスター「ドビュッシーの反映」音楽祭の企画を担当する。小川典子自身、ロンドンの自宅で黒猫と生活している。 公式サイト：http://www.norikoogawa.com/

北海道出身。メゾソプラノの音域を持つ。アニメ声優として活躍するほか、テレビ番組のナレーションを務める。これまでにアニメでは「爆転シュート・ベイブレード」（ユーリ役）、「あたしンち」（新田役）、「メイプルストーリー」（でんねん役）、「Ｘ」（神威の子供時代）、「アンパンマン」（タカシ役）、「ドラえもん」（うらなりくん役）、「時空探偵ゲンシくん」（トキオ役）、「クレヨンしんちゃん」（宇集院摩朱麿役）、「ノンタンといっしょ」（くまくん役）ほか数多くのアニメに出演。またテレビ番組では、「爆笑問題 バク天」（ＴＢＳ）、「笑う犬の冒険」（PR）（フジテレビ）、「少年頭脳カトリ」（フジテレビ）などのナレーションを担当する。そのほかに「絵本の読み方講座」や「声優なりきり講座」などの講師を務めるなど、多方面で活躍中。

2012年は、私が大好きな作曲家ドビュッシーの生誕１５０周年です。パリ郊外の、たいへん質素な家庭に生まれたドビュッシーですが、自身の趣味はきわめて貴族的でした。そのドビュッシーが、詩人や画家たちと交流を持ったのが、パリの「クラブ・黒猫」。今回のリサイタルでは、ドビュッシーが魅かれた詩人たちの影を追いながら、ドビュッシーの時代を再現します。声優・森田樹優さんを特別ゲストにお招きし、ミューザのスタッフが「世紀末デカダン（退廃）ムード」を演出します。皆さんとご一緒できることを楽しみに。

小川典子