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ミューザ川崎シンフォニーホール
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公演・イベントスケジュールEvent Schedule

Home / 公演・イベントスケジュール / ホールアドバイザー小川典子企画 孤独と情熱

ホールアドバイザー小川典子企画
孤独と情熱

日時

2024.2.23(金・祝) 14:00開演

13:00開場|13:20~13:40プレトーク

会場

ミューザ川崎シンフォニーホール

出演

  • ピアノ :小川典子
  • サクソフォン :須川展也 ★

曲⽬

  • ジョゼフ・フィブス:NORIKOのためのセレナータ(2018年小川典子委嘱作品)
  • ジョゼフ・フィブス:5つのやさしい小品(世界初演)
  • ロベルト・シューマン:3つのロマンス op.94 ★
  • モーリス・ラヴェル:ソナチネ 嬰ヘ短調
  • ジョゼフ・フィブス:ソナチネ(小川典子委嘱作品/世界初演)
  • ジョゼフ・フィブス:Night Paths(日本初演) ★
  • ロベルト・シューマン:交響的練習曲 op.13

[アンコール曲]

ロンドンデリーの歌

ドリンクコーナー:営業あり

世界で活躍し続けるピアニスト・小川典子が厚い信頼を寄せるイギリスの作曲家ジョゼフ・フィブスをフィーチャー。
フィブスはオーケストラや室内楽、ピアノや器楽曲など幅広く作曲し、クラシック音楽界で最も注目されている作曲家の一人。「ジョゼフは繊細な人。音楽にもその人柄が映し出され静かで美しく、優しい響きがする」と語る小川は、彼の作品から"孤独と情熱"をイメージするという。このイメージに呼応する作品:ラヴェルやシューマンも堪能できる贅沢なプログラムとなった。
日本が世界に誇るサクソフォニスト・須川展也を迎え、ミューザに響く洗練された音楽を味わいたい。

♪関連企画

2024年2月21日(水) 14:00開演 「ジョゼフ・フィブス トーク&レクチャー ~作曲家は生きている~」
日本作曲家協議会会長の菅野由弘氏を迎え、各氏の音楽観、日英のクラシック音楽シーンなど、小川典子のピアノ演奏を交えて幅広く語ります。(日本語通訳あり)関連企画の詳細はこちら

メディア情報

ジョゼフ・フィブス作品を試聴

どうして知らなかったんだろう。聴けばあなたもフィブスのとりこ!

※プレイリストは本公演で演奏されない曲も入っています。

出演者のみなさまからのメッセージ

チケット料金

席種 一般 友の会 U25(小学生~25歳)
全席指定 ¥4,000 ¥3,600 ¥1,500

チケット購⼊

一般販売
2023.10.17(火)10:00

ミューザ川崎シンフォニーホール

044-520-0200 (10:00〜18:00)

  • 未就学児の⼊場はご遠慮ください。
  • ⾞いす席については主催者へお問い合わせください。

お問合せ

  • ミューザ川崎シンフォニーホール
  • 044-520-0200(10:00~18:00)

出演者プロフィール

©Patrick Allen operaomnia.co.uk

小川典子(ピアノ)

リーズ国際ピアノコンクール入賞以来30年以上、英国と日本を拠点に世界の主要オーケストラ・指揮者との共演や、室内楽、リサイタル等で世界各国へ演奏旅行を行う他、国際的なコンクールでの審査、各国でのマスタークラスなど、国際的で多彩な活動を展開中。

録音は、BISより35枚目のCD「サティ:ピアノ独奏曲全曲集Vol.“ヴェクサシオン”」、新譜リチャード・ドゥヴニオン「クラヴィレリアーナ」世界初録音発売中。

2013、14年にはBBCプロムスへ連続出演。その後ポーランド放送響、モスクワ放送響、サンクトペテルブルグ響、BBC響など英国ツアーのソリストとして共演。またイギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、韓国を始め数々の音楽祭にも招聘され、リサイタルやマスタークラスを行う。

リーズ国際、グリーグ国際、クリーブランド国際コンクール審査員。浜松国際ピアノアカデミー音楽監督。浜松国際ピアノコンクール審査委員長。国際音楽コンクール世界連盟役員。英国ギルドホール音楽院教授。東京音楽大学特任教授。ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー。ジェイミーのコンサート主宰。NAS英国自閉症協会文化大使、イプスウィッチ管弦楽協会名誉パトロン。

文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞、川崎市文化賞受賞。

2017年11月にはこれまでの貢献をたたえて英国ギルドホール音楽院より「フェロー」の称号が授与された。

著書「夢はピアノとともに」。訳書「静けさの中から」。

パンデミック禍も世界中の学生へ語りかけ、オンラインコンサート開催など精力的に行なっている。

オフィシャルHP

©Toru Hasumi

須川展也(サクソフォン)

日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、チック・コリア、ファジル・サイ、坂本龍一、西村朗、本多俊之、吉松隆、長生淳など名だたる作曲家への委嘱を継続。それらの中には既に楽譜が出版されレパートリーとして国際的に広まっている楽曲が多く含まれており、クラシカル・サクソフォンの領域への貢献は計り知れない。作曲家からの献呈作品も枚挙にいとまがない。

N響、都響など国内オーケストラのみならず、BBCフィル、フィルハーモニア管など世界各国の著名オーケストラや、デュトワ、A.ギルバートなどの名指揮者たちと共演。ウィーンのムジークフェラインをはじめ、世界各地の檜舞台でリサイタルを行っている。また、これまで30ヶ国以上に招かれ公演やマスタークラスを行っており、管楽器の魅力を若い世代に伝える活動を精力的に継続している。

東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。出光音楽賞、村松賞を受賞。98年JTのTVCM出演、02年NHK連続テレビ小説「さくら」ではテーマ曲を演奏。

これまでに約30枚のCDをリリース。最新CDは自身初の無伴奏作品となる「バッハ・シークェンス」(令和2年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞)。2014年に自叙伝「サクソフォーンは歌う!」を、また2021年に「絶対!うまくなる サクソフォーン100のコツ」を刊行。

89-10年まで東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター、07-20年までヤマハ吹奏楽団常任指揮者を務める。トルヴェール・クヮルテットのメンバー。

使用楽器:ソプラノSax:YSS-875EXG アルトSax:YAS-875EXG(いずれもヤマハ株式会社)

http://www.sugawasax.com

YouTubeにて「須川展也のSAXTIPS(レッスン動画)」「須川家おうちライブ」公開中

©Malcolm Crowthers

ジョゼフ・フィブス(作曲)

ロンドン生まれ。パーセル音楽学校、ロンドン大学キングス・カレッジ、コーネル大学で学ぶ。パラム・ヴィル、サー・ハリソン・バートウィッスル、スティーヴン・スタッキーの各氏に師事。

BBCミュージック・マガジンに「同世代で最も成功した作曲家のひとり」と評されたフィブスの管弦楽作品は、BBC交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン交響楽団から委嘱され、エドワード・ガードナー、ジャナンドレア・ノセダ、サカリ・オラモ、ヴァシリー・ペトレンコ、エサーペッカ・サロネン、レナード・スラットキンなどの指揮者に支持されている。

管弦楽作品のほかにも、歌曲、ソナタ、弦楽四重奏曲(ベルチャ弦楽四重奏団のための最新作はカーネギーホールで初演)があり、ウィグモア・ホール、ミルトン・コート・コンサートホール、スリー・クワイヤーズ・フェスティヴァル、ハットフィールド・ハウス室内楽フェスティヴァル、プレスティン音楽祭など、英国の主要な会場で定期的に演奏されている。

彼の作品の多くはBBCラジオ3で放送されている。

ローリー・スレイドの台本、ジョゼフ・フィブスの音楽による室内オペラ『ジュリアナ』は、2018年にチェルトナム音楽祭でジョージ・ヴァス指揮のもと初演され、その後レゾナス・クラシックスからリリースされ、広く批評家から絶賛された。また、テネブレ、ザ・シックスティーン、ORAシンガーズ、ウェストミンスター大聖堂合唱団などのグループのための合唱曲も作曲している。

2023年から24年にかけての委嘱作品には、ガイ・ジョンストン/BBC交響楽団のためのチェロ協奏曲と、マーク・ヴァン・デ・ウィールの委嘱によるクラリネット五重奏曲があり、2024年にロンドンのバービカン・センター、キングス・プレイスでそれぞれ初演が予定されている。

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