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ミューザ川崎シンフォニーホール
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「第4回 被災地復興支援チャリティ・コンサート」を開催しました

2017.03.11

From_Muza

ミューザ川崎シンフォニーホールは2011年の東日本大震災で被害を受け、復旧工事のため2年間の休館を余儀なくされました。震災被害を受けたホールのひとつとして、2013年にリニューアルオープンした後も、この大震災に思いを寄せ少しでも復興の力になれるようにと2014年より毎年3月11日に東日本大震災復興チャリティ・コンサート「届けたい、音楽の心」を開催してきました。4回目となる今年からは、2011年以降も自然災害による被害が各地で起こっている現状を鑑み、また今後も引き続きこの日に本公演を開催し、震災で被害を受けた各地へ寄付を贈るため、名称を「被災地復興支援チャリティ・コンサート」と変更して開催いたしました。
出演した東京交響楽団は川崎市フランチャイズオーケストラとしてミューザを主たる練習会場としており、休館中はオーケストラにとっての本拠地を失うという苦難に遭いました。東京交響楽団がミューザの復興支援コンサートに出演するのは初めてのことです。
コンサートでは最初に死者を悼む「レクイエム」(武満徹)を演奏したのち、地震発生の午後2時46分に合わせ会場全員で黙とうを捧げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあとの2曲は放蕩息子が波乱万丈の人生の末故郷に帰還する「ペール・ギュント」(グリーグ)、活気あふれる新世界(=アメリカ)から故郷ボヘミアを思って書いた「新世界より」(ドヴォルジャーク)と、望郷の思いを込めたプログラムをお贈りし、コンサートの最後には会場全員で「ふるさと」を合唱しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後には、シンフォニーホール前の「歓喜の広場」で指揮者の秋山和慶さんや、司会の山田美也子さん、東京交響楽団のメンバーが募金活動を行いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公演概要
日時:3月11日(土)14:30開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
出演:秋山和慶(指揮)、東京交響楽団、山田美也子(司会)
曲目:武満 徹/弦楽のためのレクイエム
グリーグ/ペール・ギュント組曲第1番、第2番より
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
主催:川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)

入場者数:1,650名
会場での募金総額:2,123,542円

※ 集計中につき、最終金額は異なる場合がございます。
※ 公演実施にかかる一部費用を除き、川崎市を通じて東日本大震災および熊本地震の復興支援活動に寄付させていただきます。

撮影:青柳聡

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