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ミューザ川崎シンフォニーホール
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サマーミューザ装飾ドキュメントその1

昨日無事終了した、サマーミューザの飾りつけ作業。28日早朝から29日の昼間まで作業を行っていました。その取り付け工事の様子をご紹介したいと思います。

28日朝7時。ミューザ裏手の道路に集合。この日の作業は外壁工事・歓喜の広場の巨大フラッグ設置・公演パネルの設置の3種類です。ただし、外壁工事は雨が降ると行うことができません(水を大量に含んだ壁にシートを張ると、水蒸気ではがれてしまうことがあるそうです)。そして困ったことに28日は朝から雨がしとしとと降っていました。ザーザー降りではないので、実施の可能性を含みつつ様子を見ることに決定。

不安を抱きながら、搬入作業がはじまりました。

機材搬入作業の様子

まず運んでいるのは外壁の装飾で使用するゴンドラの部品です。作業決定が決まったらすぐに使用できるよう、工事現場のそばまで移動。

運び込まれたゴンドラ

トラックにはホール内に設置する公演案内パネルも。このパネルは紙ではないので雨に濡れても安心です。

トラックに積み込まれている公演案内パネル

見てお分かりのとおり、けっこう大きいんです。

運び込まれるパネル

エスカレータを上るパネル

パネル、歓喜の広場に到着!

歓喜の広場に到着。

外壁に張るシートも運び込まれました。貼り付けやすいよう、長方形に切られて、丸められています。

外壁のシート。この後壁に貼られます

さらに、歓喜の広場にドドーンと大きく吊るされる巨大なシートも搬入。

吊り下げシート

この写真だとわかりにくいと思いますが、シート1枚を広げると、その上で一家族暮らせるくらいのサイズです。そのシートが3枚、吊り下げられます。

吊るすための下準備で、シートの上下に棒を入れます。まっすぐピンッと張った状態で吊るすためには、こうしたちょっとした手間が重要になってきます。

シートの上下に棒を入れます

ここで一旦、外壁をどうするかの検討がはじまりました。雨は止んできましたが・・・・・・。

ミューザと空

あ!ちょっと日も出て、晴れてきたんじゃない?!先ほどの雨が壁にどうしみこんだか、またこの後再び降ったりしないかどうか・・・・・・。

現場の責任者が壁と雲の様子を細かにうかがいながら、ついに!

「よし、作業決行!」良かった!

さっそくゴンドラの組み立てがはじまっています。

ゴンドラを準備中
ゴンドラの場所も移動

ゴンドラを組み立て、実際に作業するための場所に移動。ビルの屋上にもスタッフが待機していて、吊り下げるための機械をセットしています。

屋上からスタッフが下を覗いています
ゴンドラにロープを結び付けます

ロープをゴンドラへ結びつけ準備完了!いつでも外壁のシート貼りスタートOK!

というところで、ミューザビルに出勤される人の波が。

人の波が落ち着いた9時半過ぎ、ゴンドラ作業開始です!

浮くゴンドラ
ゴンドラにシートを入れます
ゴンドラに人が乗りました

まず少し浮かせて、位置を調整。荷物と人が乗り込み、いざ、持ち上げます!!

ゴンドラが屋根にぶつからないよう、引っ張っています

ゴンドラを吊るしたい位置の真上に、ミューザデッキの屋根があるため、ぶつからないよう、引っ張りながらゴンドラを持ち上げていきます。(持ち上げるのは自動)

引っ張っている図
ゴンドラが屋根を越えました!

無事吊り上げられました

無事に吊り上げ完了です。(28日一番の見せ場!!)ここから、1日がかりで外壁シートの貼り付け作業がはじまります。

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