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リトルミューザ2019、始動!

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リトルミューザ2019年度のプロジェクトが動き出しました。
毎年、ミューザ主催公演の中から1つをテーマにプログラムを考えていくリトルミューザのプロジェクト。
今年は開館15周年記念公演でもある「グレの歌」がテーマです。

5月19日に初回ミーティングが行われました。
この日は、まず企画の作り方を学びます。
彼らはこんな企画書を使って企画を立てます。
【グレの歌】企画書テンプレート
企画を立てるときにまず考えること
・テーマとなっている作品のポイントをリサーチする
・テーマと関連付けたい課題・目的を調べる
企画の目的が何なのか、まずは明確にしていきます。
次に、その対象は誰なのか、対象者にどんなことを体験してもらいたいのか……と検討を進めていきます。

まずは企画の立て方を知ったリトルミューザたち。
そのあとの時間で、グレの歌についてのリサーチをしていきます。

最初に、聞いてきた人やちょっと調べた人たちからそれぞれ、どんなストーリーなのか大まかに紹介してもらいました。
「結婚しているのに他の人が好きになっちゃってー!」
「グレは城なの? 木なの?!」
と、あらすじの時点で興味深々。

ではそのストーリーは作品の中でどんな風に表現されているのか、
対話型鑑賞(VTS)の手法を用いて、みんなで意見を交換しました。
[写真]作品を聴きながらイメージを膨らませる

目をつぶって、まずは作品冒頭部分を鑑賞。
[写真]ホワイトボードに書かれた言葉。
ほんの30秒ほどですが、様々な意見が出てきました。
・朝になっていく→ 陽が昇っていく → 音が大きくなっていっているから
・平和、さわやか、すがすがしい → キラキラした音がある、メジャー(長調)だから、メロディが上品
などなど、曲の中に聴いたイメージの根拠をきちんと発見していきます。

次は、第1部の最後。
[写真]第1部最後の曲の冒頭部分のコメント。
・誰かが死んだとか、なにか良くないことが起きたと思うけれど、それは今じゃない
 誰かが死んだと伝えているか、これから死ぬかもしれないと予言しているみたい
 → 暗いけどドラマチックじゃないから、事件は今起きているんじゃないと感じた

など、作品の特徴をよくつかんだ言葉がたくさん飛び出しました。
たっぷり1時間ほど鑑賞をして、作品全体をつかんだところで、この日の活動は終了です。

次回はさっそくプレゼン! みなさん、いい企画を楽しみに待っています!
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