澤菜摘に聞く50の質問!第2弾「探求」編
この春、ミューザのホールオルガニストに就任する澤 菜摘さん! 生い立ちから好きな音楽家、就任披露公演でもある「パイプオルガンスペシャル~オルガンフルコース~」への意気込みなど、全5回に分けてご紹介します!
前回の「生い立ち編」に続き、今回は「探求編」!
澤さんがどのように音楽と向き合ってきたのか? 伺いました。

1)出身大学は?
洗足学園音楽大学の電子オルガンコースに入り、パイプオルガンとの出会いを経て(第1弾をチェック!)、パイプオルガンコースに編入しました。その後、もっとパイプオルガンを学びたくて専攻科へ進学し、引き続き1年在学していました。仲間と一緒にヨーロッパへ研修旅行にも行き、はじめて現地のパイプオルガンを演奏することもできて、ますますパイプオルガンの面白さにはまって、自分にとってとても実りのある時間でした。

2)留学先はどこ?
フランスのリヨンです。
洗足学園卒業後に武蔵野市国際オルガンコンクールがあり、コンテスタントのみなさんのオルガンアシスタントをさせていただくことができて、とても刺激を受けました。さらに、審査員でいらしていたフランソワ・エスピナス先生のマスタークラスを受講することができたこともきっかけで、フランソワ先生が教えていらっしゃるリヨン国立音楽院を目指して渡欧し、6年半ほど留学していました。
幸いにも実技はずっとフランソワ先生に見ていただけて、国立音楽院卒業時には「映像にあわせて行う即興演奏」についての論文を書いたのですが、来年2月にミューザでリサイタルをされるトマ・オスピタルさんに論文指導をいただきました。

聴きに来てくださった先生と記念撮影。
3)留学時代のエピソードを教えて!
リヨンは食の都と呼ばれる街で、美味しい料理に沢山出会いました。中でもイチオシはクネル(お魚のすり身をオーブンで焼いたもの)とプラリネのブリオッシュです。リヨンのプラリネはピンク色で、見た目もとっても可愛いです!
他にも、今年のランチタイムコンサートに出演する赤枝サンテソン留果さんも当時リヨンにいらして、初のフランスで戸惑っていたところを助けていただいたり、6年半の途中で4か月ほど交換留学で通ったドイツのハンブルクには、同じくランチタイムに出演される内田光音さんがいらして……。と、たくさんの方との出会いに恵まれた留学生活でした!



4)推し作曲家は?
モーリス・ラヴェルです!
5)その作曲家のどんなところが好き?
ラヴェルは小学生の頃から大好きで、どんな作曲家なんだろうと当時、色々調べました。それからもずっと変わらず好きで、メロディが少し民族的なところや、和音の美しさ。どの部分を切り取っても美しい音楽が大好きです。初めて聴いたラヴェルの曲はマ•メール•ロワの「パコダの女王レドロネット」で、電子オルガンで編曲するためにオーケストラ版のCDを聴いたのがきっかけです。キラキラと繊細な音の響きに、一瞬でこの曲の虜になりました。
6)推し演奏家は?(楽器問わず)
やはり、フランス人オルガニストで師匠のフランソワ•エスピナス先生です。ピアニストだとミハイル・プレトニョフさんの演奏が好きです。
7)その演奏家のどんなところが好き?
フランソワ先生の演奏は、パイプオルガンにはこんな音も出せるんだ! と感じるほど、とてもエレガントで、繊細なところが特に大好きです。初めて演奏を聴いた時からファンで、彼に習いたくてリヨンに留学しました。
プレトニョフさんは、ハンブルクで実際に演奏を聴いたのですが、指先までコントロールされた、芯が通った響きに魅了されました。
8)パイプオルガン以外で演奏できる楽器は?
打楽器やドラムを少しできます! 高校時代にはじめて吹奏楽部に入ったのですが、いろいろな楽器を体験したとき、吹くよりも身体を使って演奏するのが楽しくて打楽器を担当することになりました。ティンパニなども演奏していました。
高校3年生の時、野球部が甲子園に行くことができて、現地で2回演奏することができました! 今でも思い出深い経験です。
9)どんな音楽家になりたい?目標としている人はいる?
コンサートにお越しくださったお客様が、その日や明日が楽しみになるような、皆さんを明るくできる音楽家になりたいです!
10)共演してみたい楽器や音楽家は?
打楽器と共演したいです! もちろん他の楽器や歌などと一緒に演奏するのも大好きなのですが、特に打楽器は、パイプオルガンが遠慮することなく対抗できる楽器なのではないかな? と思っていて、ぜひ共演したいと思っています。
クラシック以外のジャンルの音楽とパイプオルガンのコラボレーションも実現させたいです!
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