本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

ブログBlog

HOME  / ブログ / From_Muza / 防災訓練!(音楽工房)

防災訓練!(音楽工房)

2012.06.20

From_Muza

先日ミューザ音楽工房で防災訓練がありました。
音楽工房の休館日を利用して、工房の利用者役とスタッフ役に分かれて実地訓練です。

今回は、震度5強、その後火災発生、時間帯は夜区分で、ミューザの待機スタッフは全部で4名のみ(+警備員さん)、という状況を想定した訓練を実施しました。
館内放送も流しました
工房を利用されるお客様へ、アナウンス。
責任者のみ事務所に残り、残りのスタッフは工房へ。
警備さんと一緒にひと部屋ひと部屋回って、ご説明しています。
お客様の元へ駆けつけるスタッフ
一番奥のシャツの男性は利用者役。
実際地震が起きた時に工房を利用していたらどういう行動を取るだろうか、と利用者役が「不安に駆られて部屋から出てきた」ところを、スタッフが再度お部屋へ誘導しているところです。
他にも予想される状況を利用者役がそれぞれに演じながら、できるだけ現実に近くなるように訓練を続けました。

その後新たな情報が入り、避難・誘導開始。
避難中
どこから避難するのか、どこへ避難するのか、非常放送を聞いていても慌てるとわからなくなるということも多いもの。
スタッフ役がしっかり誘導しましたが、それでも混乱が生じてしまいました。
非常階段から外へ避難
なんとか全員外へ避難し、人数確認。
避難完了
参加したスタッフからのフィードバックの中にも、たくさんの課題が見つかりました。

1回目の反省を受けて、15分後に役割を代えて2回目の訓練スタート。

繰り返し行うことで、想定外のこと、何が問題か、何が必要か、どう対応するべきか、様々な対策が見えてきました。

ミューザは音楽工房もホールも、そして建物自体も、逃げるには少々複雑な構造のため、スタッフの的確な指示と誘導が欠かせません。いつ地震が起こるかわからない今の関東地区ですから、こうした訓練を重ねることで、ご利用の皆様、お客様の安全を確保できるよう、改めて身を引き締めて取り組んで参ります!

ページトップへ