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ミューザ川崎シンフォニーホール
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HOME  / ブログ / 音の放課後プロジェクト! / ランチタイムコンサート《夏休みスペシャル》&夏休み楽器づくり ワークショップ

ランチタイムコンサート《夏休みスペシャル》&夏休み楽器づくり ワークショップ

2025年8月19日、MUZAランチタイムコンサート
8月《夏休みスペシャル!4歳から入場可》マリンバや様々な打楽器による、多彩で豊かなパーカッション・ワールド!
が開催され、マリンバ&パーカッションの樋口さゆりさん、日比彩湖さん、吉田開さんの3名による演奏をお楽しみいただきました。

マリンバとパーカッションによるワクワク楽しいコンサートの終演後には、事前申込で当選された4歳〜小学3年生を対象にしたワークショップ「ふって・こすって・うって!?ペットボトルでカバサ&シェイカーを作っていっしょにあそぼう!」を開催し、出演者の方々に講師として再びご登場いただきました。

まずは吉田さんが両手に持っている楽器は、どちらが「カバサ」でどちらが「シェイカー」でしょう?というクイズから。いきなりマイクを向けられた参加者のみなさんは見事正解!

舞台上で「カバサ」と「シェイカー」を持つ吉田さんと、客席にいる参加者の近くでお話をしている日比さん。
©増田雄介

次に、それぞれの楽器の音を聞いて、どんな仕組みになっているのか紹介していただきました。「カバサ」は浴槽のゴム栓についたチェーンのようなものが巻き付いてジャッ♪ジャッ♪と音が鳴り、「シェイカー」は筒の中に砂やビーズが沢山入っておりシャカシャカ♪と音が鳴ります。

これからみんなで作るのは、なんとこの2つを合体させた楽器「カバサ&シェイカー」です。

講師のみなさんが事前に作ったこの楽器を使って、マリンバの演奏に合わせて《アンダー・ザ・シー》を演奏してくださいました!参加者のみなさんは頭や身体を揺らしながら、客席1列目という特等席で演奏を楽しみました。

舞台上でマリンバ2台と手作り楽器の演奏をする講師の吉田さん、樋口さん、日比さん。
©増田雄介

どんな楽器でどのように演奏するのかイメージができたところで、いよいよ楽器づくりです!

楽器づくり

この「カバサ&シェイカー」は、ペットボトル・ストロー・段ボール・テープ・シールを使って作ります。

まずはペットボトルにストローを細かく切ったものを入れます。どのくらいの量を入れるかで音が変わるため、入れてキャップをしめては鳴らしてみて、足したり、減らしたりして、自分の好きな音を探しました。

ペットボトルの中に細かく切ったストローを入れている参加者。講師の樋口さんが横から笑顔で見守っている。
©増田雄介

次に、段ボールにテープを貼り、ペットボトルに巻き付けます。ペットボトルの太さに合わせてピッタリ巻いて、擦り合わせて音が鳴るようにしました。

講師の吉田さんと一緒に、ペットボトルに巻きつけた段ボールのチェックをする参加者。
©増田雄介

講師のみなさんにも確認していただきながら、満足する音が鳴るようになったら、シールで飾り付けをして完成です!

完成した楽器を鳴らしている参加者。楽器にはシールが貼られている。
©増田雄介

リズム練習・合奏

できあがったオリジナルの楽器を使って、ホールに戻っていくつかリズムのパターンの練習をします。

片方の手のひらを楽器でたたいて「トン♪トン♪」

楽器を片方の手に置いて、もう片方の手でキャップを持って、手首をひねって段ボールをこすると「ジャッ♪︎ジャッ♪︎」

楽器を横に持ち、前後に振って「シャカシャカシャカシャカ♪」

上のリズムを組み合わせて「ジャッ♪ジャッ♪シャッシャッシャッ♪」

下から上に細かく揺らしながら「シャ〜〜♪シャッシャッシャッ♪」

ホールの舞台上で、参加者が1列に並んで講師の吉田さんと一緒にリズムを練習している。舞台の前方には5つのリズムが書かれたホワイトボードが置かれている。
©増田雄介

これらのリズムを音楽に合わせて練習して、いざ本番!

講師のみなさんの動きをよく見て、音楽に合わせて体を動かしたり、自分で作った楽器を楽しそうに演奏していました。それぞれが上手に作った楽器で、最初に聴いたお手本のような《アンダー・ザ・シー》の演奏となりました!

笑顔で参加者と一緒に楽器を鳴らしている講師の日比さん。
©増田雄介

マリンバ2台の前に参加者が1列に並んで演奏。講師の吉田さんの合図に合わせて手作りの楽器を鳴らしている。
©増田雄介

身近なものから楽器が生まれて、一つの楽器から様々なリズムあそびができましたね!

最後はみなさんで記念撮影!

講師の3人と一緒に、手作りの楽器を持って笑顔でポーズをとる児童14人
©増田雄介

楽器作りと演奏を通して、カバサとシェイカーという楽器を知ることができたのではないでしょうか?身近な音楽の中にも、登場しているかもしれませんね。

参加後のアンケートでは、「自分の作った楽器で最後にみんなで演奏できたのが楽しかった。」「プレイヤーと話せたり、作るのを教えてもらえて嬉しかった。」などのお声をいただきました。

この夏の思い出の一つになっていたら嬉しいです。

ミューザのランチタイムコンサート8月と3月は《夏休み/春休みスペシャル!》として、4歳から入場いただけます!

今回のコンサートも、お子さまから大人のお客さままで、たくさんの方にご来場いただきました♪

会場のロビーでは、8月と3月限定の『小さなお客さまのためのプログラム』に加えて、『自由研究応援キット』もお配りしました。

机に置かれた『小さなお客さまのためのプログラム』と『自由研究応援キット』の写真。『小さなお客さまのためのプログラム』は黄色の紙に公演タイトルや出演者の写真、ひまわりのイラストが書かれており、『自由研究応援キット』はファイルの中に白色の冊子があり、中身が「この解説書」「音楽とわたしの出合いノート」「あなたが聴いたコンサートのプログラム(入れてね)」と書かれている。
『小さなお客さまのためのプログラム』と、ミューザのスタッフが考案した『自由研究応援キット』

自由研究としてだけでなく、みなさんが音楽の楽しみ方を新たに発見するお手伝いになっていたら幸いです。

MUZAランチタイムコンサートでは、毎月平日のお昼に40分間、多彩なジャンルの音楽をワンコイン500円でお届けしています。

次回の4歳から入場可能なランチタイムコンサートは、2026年3月30日(火)《春休みスペシャル!4歳から入場可》楽器の王様 オルガンとピアノの色彩を予定しています。

ご家族でのご来場をお待ちしております♪︎

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