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プロから学ぶ~リトルミューザ活動報告

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月が変わり、この日のリトルミューザでは、いよいよ新企画についてのディスカッションが始まりました。「フィガロの結婚」を体験型の謎解きゲームでもっと知ってもらうというアイデアをもとに、今回は特別ゲストとして演出家の長谷川寧さんにお越しいただきました。
長谷川さんはイマーシブ・シアターとよばれるジャンルのパフォーマンスの演出や、今や大人気の脱出ゲームの演出なども手がけており、みんなにとっては力強い助っ人です。
【写真】子どもたちにご自身の経験を話す長谷川さん。
話し合いの最初に長谷川さんには、大きくわけてどのようなタイプのゲームがあるのか、それぞれのメリットやデメリットについてお話頂きました。常設のもの、イベントタイプのもの、協力し合ってチームで解決するもの、個人でプレイするもの等など……。

また実際に運営をする側としてはどうでしょう。今回は6人のメンバーで全てをまわす必要があり、しかも実際に顔を合わせて会議ができる回数も限られている上、普段はみんな中学校にいます。条件をきちんと洗い出し、現実的に実施可能な内容を考える必要があります。
【写真】どうしたら良いか、悩むメンバーたち。
わくわくするようなアイデアも、実現するのは容易ではありません。部屋はみんなが、むむむーと考え込む空気で充満。爆発寸前です。

そこで長谷川さんから「では実際に謎を解いてみましょう」との提案が!
なんと長谷川さんは、この短時間で謎を考え設置し、実際にメンバーに体験させてくれたのです。
【写真】メンバーに謎が渡されます。
「このサインは、ここを隠すと何かのメッセージになるかもね」「この壁はここから見ると違うものに見えるよね」などなど
【写真】音楽工房にあるパネルを見ながら、どうしたら謎になっていくのかを子どもたちに伝える長谷川さん。
謎を解く側の気持ちを確認しつつ、長谷川さんと一緒に歩くミューザは、なんだかいつもと違う場所として感じるような不思議な体験となりました。
【写真】渡された謎を探してたどり着いた先には、傘が!
謎やゲームを作るヒントは、実はたくさん散らばっている、そう気がついたメンバーはもはや興奮状態。

会議室に戻りこの日最後に話し合ったことは、この企画を通してお客さんに伝えたいポイント。
【写真】ホワイトボードに出てきた案を書き出し、みんなで検討。
「一体何を参加者の人たちに体験してもらいたいのか、作品の何がおもしろいと思って欲しいのかをはっきりさせること。それがブレなければ大丈夫。」
という長谷川さんのアドバイスをもとに、次回の話し合いまでにそれぞれ改めておもしろいと思う物語のポイントを持ち合うことになりました。

企画のみならず、どうやら演出までも手がけることになりそうな今回のリトルミューザのメンバー達!引き続き、活動にご期待ください!
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