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プレゼン実施!~リトルミューザの活動報告

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週の初め、間もなく夏休みが終わろうというこの時期に、リトルミューザのプレゼン大会が行われました。
前回のミーティングから15日ほど。それぞれに企画を考えてきました。
まずはメンバーで集まって、自分たちの企画を簡単に説明。
【写真】それぞれ、自分の企画を説明中。
初回ミーティングに来られなかったメンバーも、アイディアはまとめていたので、その場で資料を作成!
30分ほど使って、最終チェックと短いブラッシュアップを行い、いよいよプレゼンです!

ミューザ事業部長の待つ応接室へ、1人1人向かい、思い思いにプレゼンを行いました。
【写真】プレゼンの様子その1。リトルミューザメンバーが、企画を説明しています。部長も真剣に耳を傾けています。
一人目は、自分の周りでミューザの認知度が低いことを課題におき、その解決として、小さな子どもたちにとってクラシックが身近な存在になるような企画案を作成。
フィガロの結婚のメロディを、子どもが覚えやすいように編曲し、歌詞を変えて歌ったり、休憩時間にはフィガロの結婚の舞台にちなんだお菓子を食べたりすることを検討。
部長からは「フィガロの結婚が作曲され、はじめてヒットした当時の、現地での流行り方を思いだした」というコメント。
また、メンバーがきちんとリサーチしてきた上で考えた企画とプロジェクトの目的に感銘をうけていました。

【写真】プレゼンの様子その2。中学生の率直な意見に、部長も興味津々です。
二人目は、同じくミューザの認知度を上げ、「音楽のまち・かわさき」なのにクラシック音楽は知らない中高生に、オペラって意外とおもしろいよ! と伝える企画を提案。
作品についての解釈をそれぞれに分析して発表しあうワークショップや、オペラのストーリーを寸劇にしてわかりやすく紹介するイベント、川崎の街の中にある「フィガロの結婚」を探してもらうイベントを発案してくれました。
メンバーが考えたプロジェクトの目的やターゲットについての話の中で、クラシックに興味のない子にとっては、クラシックってギャグみたいにみてしまって、音楽を全然聞いていない、という話があり、部長は「確かに、そういう面はあるかも! 見方を変えると、クラシックってすごく変なことしてるよね」と同意していました。
そう感じてしまう小中学生たちに対しての企画案。
どうアプローチすればそこに届くのか、に課題が残りました。

【写真】プレゼンの様子その3。メンバーの言葉にメモを残しながら話を聞いている事業部長。
三人目は、作品の中身に特に興味を持ち、フィガロの結婚は古い作品ながら、現代でも十分に伝わる、教訓的な作品という点、それぞれのキャラクターがおもしろい!という点を伝えたいと企画を考えました。
中学生以下をターゲットに、おもしろく伝わりやすくするため、体験型のゲーム形式(謎解きゲーム的に)でフィガロの結婚のストーリーを追っていくことを提案。
このメンバーは初回ミーティングに欠席していたこともあり、企画の目的・対象者の選定理由などが他の二人に比べて弱い部分があり、早速その点を部長から指摘されていました。
しかし、モーツァルトが作曲したオペラ「フィガロの結婚」の「人間関係」と「キャラクターの面白さ」に注目した点はこの作品のおもしろさのコアな部分をつかめているね、というコメントをもらいました。

さて、三者三様のプレゼンを終え、事業部長、リトルミューザ担当スタッフ2名の合計3名で、どの企画を通すか話し合いをおこないました。
どの企画にも捨てがたいよさがあり、すべて採用したい気持ちもありましたが、どれもある程度ボリュームのある内容……。
なくなく、1案に絞って、結果発表です。
三案目の、「体験型ゲーム形式でフィガロの結婚を伝える」のプロジェクトを実行することとなりました!
【写真】実行企画発表の瞬間!自分の企画が採用されたことを知り、ガッツポーズを取るメンバー。
ミューザスタッフとしても挑戦的な部分が大きい企画ですが、今までにない発想のプロジェクトに、リトルミューザメンバーとともに立ち向かってまいります。

プレゼン後、スタッフサイドで謎解きゲームの演出などを手掛けている方にコンタクトを取り、次回ミーティングに参加いただけないか打診。子どもたちの取り組みにも興味を持っていただき、ご快諾いただきました。
次回のミーティングは9月2日です。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
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