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ミューザ川崎シンフォニーホール
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ニューイヤーコンサート!

先週の雪の日、ニューイヤーコンサートが開催されました。
朝スタッフや出演メンバーがホールに到着した際は雪混じりの雨だったのですが、リハーサル最中に窓の外を見てびっくり。まさに雪景色。
悪天候にも関わらずたくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。

そんなお客様の気持ちに応えて! 奏者たちも熱演!
コレッリ:コンチェルト・グロッソ第4番では、東響コンサートマスターの大谷康子さんと、1stヴァイオリンフォア・シュピーラーの木村正貴さんのソロでお届けしました。
最初の曲!
前半プログラムはアニバーサリーイヤー作曲家特集にもなっていまして、
コレッリは没後300年。コレッリ2曲の次に演奏されたマスカーニは生誕150年。
そしてワーグナーとヴェルディが共に生誕200年! なんです。
ワーグナー演奏中
この日演奏されたワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」より夢。
ヴァイオリンと室内合奏団版はなかなか聴く機会も少ないのではないかと思います。
こんな曲あったんだ……とうっとり聴き入ってしまう作品でした。
続いては編成をがらりと変えて、ヴェルディの弦楽四重奏。
とてもカッコイイ作品です!
それぞれのパートにソロイスティックな部分があり、見せ所たっぷり。
ワーグナーもヴェルディもオペラ作品が最も有名ですが、オペラ以外にもこんなにすばらしい作品を書いていたんだと、溜め息が出てしまいます。
二人が同じ年に生まれているというのもなんだか運命的なものを感じますね。

トークでは、ソリストひとりひとりへのインタビューなども交えつつ、とてもなごやかな雰囲気でした。
ヴェルディ演奏前のトーク

後半はウィンナ・ワルツ特集。ニューイヤーといえば! の名曲揃い。
ウィンナワルツを演奏中の様子

そして、アンコールではおなじみ、ラデツキー行進曲。
写真は演奏後ですが、大谷さん、演奏中なんと客席に降りて、通路を練り歩きながらの演奏でした。
アンコール!

大谷さんの明るく晴れ晴れとしたトークと出演メンバーの熱演にお帰り際お客様から「雪だったけど、頑張って来てよかった!」とたくさんのお声をかけていただき、スタッフ一同、感激。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました!

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