本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

ブログBlog

HOME  / ブログ / サマーミューザ / 音のワークショップ2012

音のワークショップ2012

去る8月20日、今年も音のワークショップが開催されました!
ファシリテーターのマイクさんがNHKプレミアム「旅のチカラ」に登場されたりと、話題沸騰中のこのワークショップ。
今回は全部で30名の子どもたちが参加。ちょっと様子を振り返ってみましょう!

まず最初はこどもたちとコミュニケーション。
マイクさん、無言で子どもたちと会話をしています。
最初はこどもたちとコミュニケーション
羽を取り出したり、ジェスチャーでおしゃべり。
今年は英語をしゃべれるお子さんがいらして、マイクさんが驚いていました。
そしてゲーム!
ゲーム!
今年もHead / Shoulder / Hips / Knees / Ankles / Toes の手遊び歌。
人数が多かったので2列→円になって行いました。
身体がほぐれてきたところで、今回の音楽作りのテーマについて、みんなと話し合います。
今回は「日の出」をテーマに音楽を作ってもらいます。
音楽作りのテーマについてディスカッション中
日の出の時って何がどう見える?
日が昇るとき、周りの音はどんなふうかな?
昇ってからはどうなるのかな?
と様々な質問を投げかけながら、子どもたちの中にある「日の出」や「朝日」像を明確にしてもらいました。
そしてグループ分け!
今回まずは、アシスタントで入ってくれるオーケストラプレイヤーたちにインタビュー。
何の楽器を演奏してるんですか?
お名前はなんていうんですか?
なんていうオーケストラで演奏してるんですか?
今回は、東京交響楽団より、ヴァイオリンの立岡百合恵さん、福留史紘さん、コントラバスの安田修平さん、ファゴットの坂井由佳さん、打楽器の新澤義美さん。日本フィルハーモニー交響楽団より打楽器の福島喜裕さん、関西フィルハーモニー管弦楽団よりヴァイオリンの平野あずささんがアシスタントファシリテーターとして参加してくださっています。
子どもたちと音楽家たちが親しくなったところで、音楽作り、スタートです!
はてさて、どうしようか。
とはいえ、はてさて、どう作っていこう??
各グループ、音楽家と相談しながら、さらに朝日のイメージを深めて検討していきます。
おやおや、こちらのグループでは楽器が登場。
わー! 大きな楽器!
コントラバスですね。子どもたちも楽器に興味津々。
さて、この楽器も使って、どんな音楽が作られるのでしょう??
途中でプチ発表会。おやおやこのグループ、なんか不思議なことしてる……。
発表会その1
おもむろに寝そべり始める子どもたち。
楽器を中心に丸くなっています。そして途中で順番に起き上がっていきます。
どんな意味があるのでしょう?? 作品の完成が楽しみです。
演奏だけでない、こうしたパフォーマンスも表現の一つに加えるなんて、もし「日の出」のテーマで楽器を与えられて大人だけで作品を作ったとしたら、ちょっと思いつかないかも。さすが、想像力豊かなこどもたちです。
さてさて、お互いの作品を聴きあって、さらにイメージを膨らませます。
他のグループの良いところを取り入れたり、自分たちのグループの良いところをさらに伸ばしたり。
再度イメージをふくらませます!
グループワークに夢中になっていたら、あっという間にお昼休み!
で・す・が! ファシリテーターのみなさんは小部屋に集まって、お昼ご飯を食べつつ、午前中のフィードバック&午後の進め方の確認。
お昼休み中
グループそれぞれに集まっている子どもたちの性格や雰囲気が違うので、音楽の作り方なども異なっています。情報を共有しながら進めていくことがファシリテートする上でも大切なことなんですね。

お昼休みが終わって、子どもたちも続々と交流室へ集まってきました。
みんな、午後のワークがどんな内容なのか、ワクワクしているような笑顔です♪
お昼休み終了~
午後の最初は、まず歌!
歌を歌いました
お昼を食べて元気が出たのか、みんな大きな声です。
この歌、体をくるんと回して手をたたいたり、けっこう運動量が大きい上に、マイクさんがどんどんテンポアップしていくので、みんな必死で、でも笑いながら歌っていました。

ウォーミングアップができたところで、再度曲作り!
今度はマイクさんからこんなリクエストが。
「午前中に作った曲に、美しくて神秘的なメロディーを加えてくれるかな?」
ということで、各グループ、オーケストラメンバーが登場!
福留さんのヴァイオリンにみんなうっとり
このグループでは、福留さんがヴァイオリンでメロディーを弾いてくださいました。
ヴァイオリンの美しいメロディーが入ると、福留さんの演奏にひきつけられてついつい自分たちの演奏の手が止まってしまった子どもたち。
プロの演奏を目の当たりにして、少しびっくりしたのかな?

そして、全員交流室に戻って発表会!
日の出の映像をスクリーンに写しながら各グループ演奏しました。
日の出の映像と共に
どのグループも映像にぴったり!
日の出をテーマに音楽を作り上げていました。

その後、ラヴェル作曲バレエ音楽「ダフニスとクロエ」の“日の出”を鑑賞。
なんと! ラヴェルもみんなと同じように、日の出をテーマに曲を作っていたのです。
オーケストラプレイヤーたちが弾いてくれたメロディーもその曲の一部でした。
マイクさんがみんなに「ラヴェルのこの作品と、自分たちの作品、どっちが好き?」
と聞くともちろん、
「自分たちの曲!」
との返事。

最後に、みんなでお昼休みの後に歌った歌をうたってワークショップは終了!
記念撮影~♪
記念撮影!
ここでちょっと、子どもたちの感想をいくつかご紹介したいと思います。

今まではただ楽譜ふいているだけだったけど何かのイメージをベースとして作曲するのは初めてだったのでとても楽しかったです

今日はとても楽しかったです。音がくを自由に作ることができてともだちになったりできたりしてとても楽しかったです

最初はなかなかみんなで相談できなかったけど、ランチの後に声をかけてくれた子がいて、それから、みんなとも話せました。とても楽しかったです。

意見を伝え合うのは、大人でもなかなか勇気がいるものです。でも、この日参加してくれた子どもたちそれぞれ、様々な思いを抱えながら意見を伝え合って、ひとつの曲を作ってくれました。
この体験が、子どもたちのこれからにつながってくれたら、うれしいです。

<おまけ>
ワークショップ終了後、ファシリテーターとホールスタッフでの反省会を実施しました。
反省会
今日の反省点、これからの課題など、充実した時間となりました。

ページトップへ