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大木麻理さんに聞く♪ クリスマスに聴きたいパイプオルガンの名曲

2018.11.28From_Muza From_Muza はじめの一歩


街中にもクリスマスの装飾が増えてきた今日この頃、残り少なくなったカレンダーの中で終えねばならない仕事や学業や家族の行事に追い立てられる年末が今年もやってまいりました(そんな方ばかりではないでしょうが・・・)。

ヨーロッパのクリスマスは心穏やかに教会に行き、家族と静かに過ごすもの。お祭り騒ぎだけが輸入されたかのようなクリスマスを過ごしている私たちですらも、讃美歌やパイプオルガンの音を聴くと心が癒されるものです。何かと慌ただしい年末ですが、少し時間を作って、音楽をゆっくりと聴く時間を作ってみてはいかがでしょうか。
とはいえ何から聴いていいのかわからないというあなたのために、今回は「クリスマス」に聴きたいオルガンの名曲を、オルガニストの大木麻理さんに教えてもらいました。

大木麻理(ミューザ川崎シンフォニーホール ホールオルガニスト)

オルガニスト大木麻理さんに聞いた!クリスマスに聴きたいパイプオルガンの名曲

J.S.バッハ:「来たれ異邦人の救い主よ」BWV659
クリスマスを待ち望む、待降節(アドヴェント)に演奏される曲です。日本で山下達郎「クリスマス・イブ」のイントロが街に聞こえるとクリスマスが来た、と感じるのと同じように(!?)ヨーロッパではこの曲のイントロを聴くと「ああクリスマスだな」と思うぐらい有名な曲なのだそう。ルターによる同名のコラールを元にした同じタイトルの曲がバッハをはじめいくつもありますが、このBWV659はその美しい旋律によりL.ストコフスキーによる管弦楽版や、プゾーニやケンプによるピアノ版、室内楽版など様々に編曲されて親しまれています。

【試聴】さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール BWV 651-668 – いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659

マックス・レーガー:7つのオルガン小品Op.145より第3曲「クリスマス」
タイトルから祝祭的な雰囲気を想像すると、かなり違和感があるかもしれません。何しろ最初はものすごく静かに始まりちょっとドロドロした感じ。迫害されていたユダヤの人々にとって待ちのぞんだ救い主が生まれるということは確かにうれしいこと、祝うべきことだけれども、そのあとイエスに訪れる苦難への始まりでもあるのです。その予感の中に、最後に「きよしこの夜」のメロディがほのかに聞こえてきます。

【試聴】7つのオルガン小品 Op. 145 – 第3曲 クリスマス

※番外 ちなみにこんな曲も・・・
マックス・レーガー:クリスマスの夢Op.17-9
こちらも同じくレーガーの作品ですが、冒頭からわかりやすく「きよしこの夜」のメロディが出てきます。もともとはピアノのための曲ですが、オルガンで演奏されることもあります。まさに夢の中にいるような、うっとりするクリスマス曲です。

【試聴】若き日の歌 Op. 17 – 第9曲 クリスマスの夢

オリヴィエ・メシアン:主の降誕
20世紀を代表する作曲家の一人であるメシアンは、音や時間に対する独特な感覚を持ち、きわめてユニークな、メシアンにしか表現できない神秘的な作品を多く生み出しました。「主の降誕」は9曲からなる演奏時間約1時間の大曲で、全曲を聴く機会はなかなかありませんが、各曲の抜粋はリサイタルなどでよく取り上げられています。

【試聴】主の降誕

マルセル・デュプレ:古いノエルによる変奏曲
「ノエル」とはフランス語でクリスマスの歌(キャロル)のこと。素朴なメロディが縦横無尽に変奏されていき、最後は壮大なフィナーレを築きます。オルガンという楽器の多種多彩な表現が聴けて、めくるめくように様々な映像を見せてくれるような面白さがあります。
(ちなみに来年2019年のクリスマス・パイプオルガンコンサートで大木さんが演奏予定です)

【試聴】古いノエルによる変奏曲 Op. 20

グルーバー:きよしこの夜
大木さんが「やはりシンプルにこの曲が好き!」とおススメしていただいたのがこの曲。オルガンでも、合唱でも、何で演奏しても美しい、永遠の名曲ですね。
誰もが知るこの曲は、実はクリスマス・イブの前日に教会のオルガンが壊れてしまい、急きょギターで演奏するために作曲したと言われています。

いかがでしょうか?ご紹介したのは膨大なオルガンのレパートリーのほんの一部ですが、クリスマスをきっかけにオルガン音楽に親しんでみては?

ちなみに大木さんにとってクリスマスの思い出は「リューベックのクリスマスマーケット」だそうです。ドイツ観光局によると今年も11月26日から始まっているそうです。素敵ですね。

ミューザのパイプオルガンを聴いてみよう!
毎年恒例のパイプオルガン クリスマス・コンサート

今年は朗読劇とともに、オルガンの演奏をお楽しみください。

MUZAパイプオルガン クリスマス・コンサート2018
~言葉と音楽で彩るファンタジー「もう一人の博士」~

2018年 12月22日 (土) 14:00開演(13:30開場)

詳しくはこちら

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ミューザ川崎シンフォニーホール

TEL044-520-0200

(10:00~18:00/土・日・祝も営業)

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