本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

ブログBlog

HOME  / ブログ / コンサートレビュー / 妊婦さんにもオススメ!休日の朝のモーツァルト・タイム♪

妊婦さんにもオススメ!休日の朝のモーツァルト・タイム♪

休日の午前中の時間を有効に使えるとご好評いただいているモーツァルト・マチネ。
本日は、妊娠8か月を迎えたモーツァルト・マチネの公演担当より、ちょっと新しいご提案をさせていただきたいと思います。

ご提案の相手は、安定期を迎えた妊婦さん!

つわりが落ち着いてきたら、ぜひモーツァルト・マチネにいらっしゃいませんか?
お腹の中の胎児は安定期を迎えた頃には外界の音が聴こえているといいます。
「胎教にいいことしなくっちゃ……」とお考えの妊婦さんに、モーツァルト・マチネはぴったり!
どんなところがぴったりかというと……

◎モーツァルトの音楽&生演奏が心地よい胎教に♪
◎名指揮者・名音楽家の演奏を気軽に体感!
◎耳なじみの良い作品で、初心者でも楽しみやすい!
◎休憩なしの短時間公演だから、安心して来場できる☆

それぞれの内容について、第16回から第18回までの様子を振り返りつつ、ご紹介していきたいと思います。

◎モーツァルトの音楽&生演奏が心地よい胎教に♪
マエストロ・スダーンさんの熱意からスタートしたこの企画。
今年の3月に行われた第16回モーツァルト・マチネが、スダーンさんの東響音楽監督としては最後のマチネとなりました。
モーツァルト・マチネ第15回
ソロにはピアニストの中村紘子さん。長年のお友達だというお二人。
モーツァルト・マチネ第15回
満員の客席を沸かしてくださいました。

モーツァルトの音楽はよくα波が出るといいます。
弦楽器中心のオーケストラに、小気味良いリズムとメロディーは、確かに心地よくなります♪
ピアノなどのソロ楽器が登場すると、雰囲気も音も豪華になるので、音楽の様々な一面を感じられるはず。
胎教に良いというのもうなずけるのではないでしょうか?
生の演奏はCDを聴くのとは違い、楽器の響きを直接感じることができますから、敏感なお腹の赤ちゃんには、ぜひ生演奏を聴かせてあげていただきたいです。
わたし自身、公演のリハーサルを聴いていた際は、CDを家で流している時よりも、お腹の子が元気に動いているように感じられました。

◎名指揮者・名音楽家の演奏を気軽に体感!
第17回では、東響ソロ・コンサートマスターの大谷康子さんが弾き振りもされました。
弾き振りをされる大谷さん
スダーンさんが音楽監督を引退された際、モーツァルト・マチネも新しい発想で、様々な指揮者や音楽家たちに引き継いでほしいと、今年度の公演では大谷さんをはじめ、東響ゆかりの名指揮者・名ソリストが登場します。
そしてこんな工夫も。
モーツァルト・マチネ第17回
舞台前列で演奏している人たちが手に持っている楽器、なんだかわかりますか?
なんと、おもちゃの楽器なんです!
モーツァルトの父、レオポルト・モーツァルトが書いた「おもちゃの交響曲」の演奏で使用しました。
大きな蝶ネクタイやエプロン姿もちょっと楽しい気分になります。
こうした工夫も、CDではちょっと味わえないおもしろさでしょうか。
奏者たちが舞台に登場した際の客席の楽しげな雰囲気や拍手も、きっとお腹の中に聴こえているはずです。

◎耳なじみの良い作品で、初心者でも楽しみやすい!
モーツァルトの交響曲は楽しい、ワクワクするような気分になる作品が多いのですが、それもそのはず、実は交響曲では短調の曲が2作品しかありません。
前回第18回では、その珍しい短調の交響曲のうち1作品を取り上げました。
この日の指揮は東響正指揮者の飯森範親さん。
ファゴット協奏曲(これは長調)のソリストとして登場されたのは、東響首席ファゴット奏者の福士マリ子さんです。
モーツァルト・マチネ第18回
ファゴットの温かい音色に包まれた後、続く交響曲第25番はちょっとショッキングなはじまり方をする短調の作品。
ですが、映画「アマデウス」の冒頭で使われたり、CMやドラマなどでも第1楽章はよく流れますから、ご存じの方も多いはず。
モーツァルト・マチネ第18回
稀代のメロディーメーカーともいわれるモーツァルト。
耳なじみがあるメロディーが多いというのも、彼の作品の特徴といえるかもしれません。
「クラシックなんて普段聴かないし……」という方も、モーツァルトの作品だったら「あれ?この曲知ってる!」というメロディーが見つかるかもしれません。

◎休憩なしの短時間公演だから、安心して来場できる☆
最後のポイントは時間が短めということ!
妊婦さんは長時間同じ体勢でいると体がつらくなりやすいものですが、モーツァルト・マチネは11:00に開演し、だいたい1時間ちょっとで終演となります。
公演自体も短めですし、モーツァルトは比較的短い作品が多いので、もし途中でつらくなっても曲と曲の切れ目での途中退席もしやすいはず。(通路際の出やすいお席をご購入されるのをオススメします)
横になってお休みいただけるようスタッフがご案内することもできますので、つらいときはどうぞお気軽にお声がけください。

さぁ、いかがでしょうか?
赤ちゃんが産まれると育児で暇がなくなるというだけでなく、コンサート自体が未就学児不可のものが多く、音楽と少し縁遠くなってしまいがちです。
妊娠中の今だからこそ自由に楽しめる、コンサート♪ ぜひこの機会にお越しください!
次回のモーツァルト・マチネは11月2日(日)11:00開演。
コンサートの詳細はこちらをどうぞ。
モーツァルト・マチネ第19回;詳細ページ

みなさまのご来場、お待ちしております!

ページトップへ