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サクソフォン奏者 上野耕平さんインタビュ―!

2017.04.11From_Muza 「スパイラル」バックナンバー


喜怒哀楽のすべてを表現できるサクソフォンは
人間そのもののような楽器です

人気も実力もナンバー1の若手サクソフォン奏者、上野耕平さんが、4月と6月にミューザに登場!
4月の「MUZAランチタイムコンサートナイトコンサート60」はサクソフォン四重奏、6月の「名曲全集第128回」はソリストとして東京交響楽団と共演します。
ソロ、アンサンブル、吹奏楽と多岐にわたって活動を展開する上野さんに、サクソフォンとの出会い、そして演奏会についておうかがいしました。(インタビュー:榊原律子)

サックスと出会い、
音楽と出会って一生が決まった

演奏会やテレビ出演など多方面で活躍する、今最も輝いているサクソフォン奏者、上野耕平さん。サクソフォンとの出会いは、小学校2年で始めた吹奏楽だそうです。
「それまで楽器を演奏したこともなく、そこで初めて音楽と出会いました。最初はただの部活として吹いていましたが、どんどんのめりこんで、小学6年でボロディンの『ダッタン人の踊り』に取り組んだときに、クラシック、特にオーケストラ曲が大好きになってしまいました。それまで電車の運転手になりたかった僕が、こうして音楽に運命的に出会って、その後の一生が決まりました」
ちなみに「ダッタン人の踊り」でオーボエを吹いていたのが、現在は東京交響楽団首席オーボエ奏者の荒木奏美さん。上野さんと荒木さんは1学年違いで、同じ小・中学校の吹奏楽部で練習に励んだ仲間なのだそうです。
オーケストラ曲に夢中になり、その中で演奏してみたいと思ったものの、楽器を転向しようとは一度も思わずサックスひと筋の上野さんにとって、サクソフォンの魅力は、やはり音色です。
「説得力を持った音色と、音楽表現の豊かさ、ですね。喜怒哀楽のすべてを表現できる、人間そのもののような楽器ともいえるかもしれません」

ランチタイムとナイト60
両方聴いて四重奏の響きを堪能してください

上野さんは、4月「MUZAランチタイムコンサートナイトコンサート60」にザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテットとして登場します。このクヮルテットは上野さんが大学3年の2013年に結成。メンバーは東京芸術大学の後輩たちです。
「一生続けるクヮルテットを組みたいと以前から思って、でもメンバー選びを決して焦りたくなかったので、30歳ごろまでに結成できればなぁとぼんやり思っていたら、大学3年のときに“これだ!”というメンバーと出会いました。それぞれテイストが違って、それぞれがピカイチ。心から尊敬し合える仲間です。僕たちは、調和だけでなく、奏者それぞれの個性がぶつかり化学反応を起こす響きを目指しています。そんな4人で昼と夜、ミューザで演奏させていただけるなんて、とても楽しみです」
ランチタイムとナイト60では趣向の異なるプログラムを組んでくださいました。
 「昼はサクソフォン四重奏の響きに楽しく親しんでいただくプログラムで、夜は四重奏のさらに奥の世界に踏み入れます。ですから昼と夜、ぜひ両方を聴いていただきたいですね。
 昼に演奏するフランセ『サクソフォン小四重奏曲』はとても素敵な曲なんですよ。ガーシュイン『3つの前奏曲』はピアノ曲、バッハ『G線上のアリア』は弦楽合奏の曲ですが、サクソフォン四重奏の響きにとても合っていて、作品の魅力がさらに深く味わえます。
 夜はリヴィエ『グラーヴェとプレスト』など、サクソフォンの運動性能の高さや表現力の豊かさを存分にお楽しみいただけます。超絶技巧のラヴェル『クープランの墓』は、4人で吹いているとは思えないような立体的で色彩豊かな響きをご期待ください」

 

 

そして6月の「名曲全集第128回」ではドビュッシー「アルト・サクソフォンと管弦楽のための狂詩曲」のソリストとして登場します。
「大好きな曲です。とても訴えかけてくる旋律があり、また、同時期に作曲された『喜びの島』のようにスペイン系のリズムも感じられる曲です。指揮者の井上道義さんには初めてお目にかかります。どんなふうに一緒に音楽を作っていけるか、とても楽しみです」
普段はグレゴリオ聖歌から現代音楽までなんでも聴き、バッハもウィンナ・ワルツもロック(特にクイーンやレッド・ツェッペリン)も大好きだそうで、「全然違う楽器・ジャンルの演奏に、自分の演奏のヒントが隠されていることがあるんですよ」。昨年から昭和音楽大学で後進の指導を始めたことで「自分の音楽がより明確になった」とも語る上野さんのクヮルテットとソロ、どちらもお聴き逃しなく!(友の会会報誌「SPIRAL」vol.52より転載)

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(10:00~18:00/土・日・祝も営業)

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年末年始12/29~1/3
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