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オフィシャルブログ

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リトルミューザ2022 『魔笛』や ザルツブルグについて知る!

2022.07.27音の放課後プロジェクト! , リトルミューザ , 音の放課後プロジェクト!


ジュニア・プロデューサーを経験した中高生が、ミューザの小さなスタッフとして企画制作を行うリトルミューザのプロジェクト。

今年度は、2023年1月23日に行われるモーツァルト・マチネ ~川崎市・ザルツブルク市友好都市提携30周年記念モーツァルト:歌劇『魔笛』ハイライト 公演をテーマに取り組みます。

企画のアイディアを出すために、知ることから始めます。
まずは作品を知ろう!と『魔笛』鑑賞会が6月に行われました。
「自由に、お喋りもしながら、リラックスして観ていきましょう〜」と最初にスタッフが声をかけると、「こんなことあり得る?!」とストーリーに思わずツッコミを入れたり、舞台の装飾や衣装に着目して驚きの声が漏れたり、「登場人物が多く、展開も早いね…」と話していると、「スマホで相関図や解説を見ながら鑑賞していた!」というメンバーもいたりしました。

およそ3時間に及ぶオペラを、途中休憩を挟みながら鑑賞しました。
そして後日、おさらいする時間も設けました。
1曲毎に、登場人物やその関係性をホワイトボードに図示しながら、ストーリーを整理していきます。
鑑賞会から約1ヶ月の期間が空いていましたが次々と展開でき、約1時間で1幕分のおさらいができました。

またこの日は川崎市総務企画局総務部国際交流担当の方にお越しいただき、ザルツブルグについても教えていただきました。


ザルツブルグがどこにあるのかの地図クイズでは、大人も間違えました!

他にも、どのような街なのか地理や歴史的なこと、モーツァルトとの関係についても教えていただきました。
友好都市である川崎市との関係、そしてミューザとの関係もこれまで様々あることを知ることができました。
そして川崎市とザルツブルグ市の友好都市提携30周年を記念した市長からのメッセージやザルツブルグの子どもたちの歌声が入った動画を見せていただいたり、関連したイベント情報等も教えていただいたりもしました。
約1時間のお話でしたが、皆、集中が途切れることもなく、真剣にメモを取っていました。

さて、『魔笛』やザルツブルグについて知ったリトルミューザのメンバーたちは、どのような企画を考えるでしょうか?
次回はそれぞれアイディアをプレゼンします!
皆さんもどうぞお楽しみに!

最後に…

リトルミューザのみんなで #夏ジャーン !

「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」まもなく開幕! 吉野亜希菜さんインタビュー

2022.07.16「スパイラル」バックナンバー , サマーミューザ


今年のサマーミューザはクラリネット奏者に注目! 名クラリネット奏者が大集合

さまざまなオーケストラ&音楽家がミューザ川崎シンフォニーホールに集結する夏、今年はぜひクラリネット奏者に注目してください!
東京交響楽団首席クラリネット奏者吉野亜希菜さん、ジャズ・クラリネット奏者谷口英治さん、そして世界的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンがソロを披露する“クラリネット祭り”なのです。
ソロを演奏する思いについて、そして2人のクラリネット奏者について、吉野亜希菜さんにうかがいました。

クラリネットを持つ吉野さんの写真

オーケストラ版ならではの色彩感繊細な弱音をしっかり届けたい!

――フェスタ サマーミューザ KAWASAKIの季節がやってきます。今年のオープニングコンサートでは吉野さんがソリストを務めます。

 サマーミューザは、言ってみればクラシックのフェス。お祭り気分になりますね! その大切なオープニングコンサートで演奏させていただけることは、プレッシャーもありますが、非常に光栄です。そして、普段一緒に演奏している東響の仲間たちと共演できることがすごく嬉しいです。

――曲はドビュッシーの「第1狂詩曲」です。吉野さんにとってどんな曲ですか?

 クラリネットを専門的に勉強した人なら必ず吹く曲で、私にとってはフランス留学時代の思い出が詰まった曲でもあります。初めてフランスに行ったときに参加した講習会でレッスンを受けた曲で、今でも指導の内容はもちろん、部屋の雰囲気まで覚えているほど。ですので、とても思い入れがある曲のひとつですね。実は以前、もしもオーケストラと共演できる機会があるならこの曲を演奏したいな……と思っていたこともあります。さらに今年は東響に入団してちょうど10年。自分にとって節目の年に夢が実現するという、嬉しい巡り合わせになりました。

昨年のオープニングコンサートの様子(ジョナサン・ノット指揮 ©青柳聡)

――「第1狂詩曲」は最初クラリネット&ピアノ版で作曲され、その翌年にオーケストラ版編曲されたそうですね。

 この作品はもともと、私が通っていたパリ国立高等音楽院の試験のために作曲されました。現在もオーケストラの入団試験や国際コンクールの課題曲などにも使われる、音楽的にも技術的にもとても難しい曲です。演奏されるのはクラリネット&ピアノ版が一般的で、オーケストラ版は珍しいです。私がオーケストラ版を初めて聴いたのは東響の新潟公演のとき。(もうひとりの首席の)ヌヴーさんがソロで、私はオーケストラの中で演奏しました。オーケストラ版の魅力は、いろいろな楽器の響きが一体化して、色彩感が一層アップすること。ただ、オーケストラ版ならではの難しさもあります。

――というのは?

 この曲、楽譜に記された強弱はpかppという弱音ばかり。小さな音を最高の音色で表現するよう、ピアノ版では一息で吹くところをオーケストラ版で同じように吹いたら、きっと音が埋もれてしまうと思います。弱音で吹く雰囲気を残しつつ、オーケストラの響きの中からソロの音をしっかり客席に届けなければ。息が続くか心配ですが、柔軟に対応できるよう準備したいと思っています。

――ノット監督が指揮するドビュッシー、フランス音楽の魅力は何でしょう?

 ノット監督は、現代曲では拍感をきっちり作りますが、それ以前の時代の作品では音楽の流れを大事にされます。フランス音楽はゆらぎが大切。ノット監督はそれを見事に表現するので、とってもフランスの香りがしますね。

「日本のベニー・グッドマン」と「世界的アーティスト」も登場!

©Yoshihiro Hagiwara

――オープニングコンサートにはもうひとりクラリネットのソリストが登場します。ストラヴィンスキー「エボニー協奏曲」を演奏するジャズ・クラリネット奏者谷口英治さんです。「日本のベニー・グッドマンを探せ」というノット監督のオーダーを受けての登場です。

 ジャズの第一線で活躍されているクラリネット奏者と共演できるなんて、とても嬉しいです! 谷口さんの演奏はまだ録音でしか聴いたことがないのですが、とてもマイルドで温かい音を吹かれる方ですよね。ジャズプレーヤーの方が演奏する「エボニー協奏曲」、期待が高まります。

 実は今回のプログラム、私はソロ以外の曲も吹くのですが、この曲はソリストがオーケストラの中で演奏するので、私は谷口さんのソロを隣で聴けるのです! 本当に楽しみです。



――今年のサマーミューザはさらにもうひとりクラリネット奏者が出演します。この夏80歳になった名奏者リチャード・ストルツマンさんです。東京シティ・フィル公演と「サマーナイト・ジャズ」で演奏します。

 まさに「アーティスト」という言葉がぴったりなお方ですよね。世界中のオーケストラでソリストを務め、いろいろな国でリサイタルをして、レコーディングにも数多く携わり、グラミー賞も受賞し、そしてジャズ奏者でもあるなんて。その活動の幅の広さに感服します。
 東京シティ・フィルとはコープランドのクラリネット協奏曲を演奏されるのですね。あの曲には長いカデンツァがありますが、音符通り真面目に吹くよりジャジーな演奏の方がいいと思うので、ストルツマンさんの演奏はとても聴き応えがあると思いますよ。冒頭部分はクラシック的な音色やフレージング感も必要なので、クラシックもジャズも吹けるストルツマンさんにぴったりな曲だと思います。

「出張サマーミューザ@しんゆり!」とフィナーレコンサートもお楽しみに!

――オープニングコンサート以外の東響公演も楽しみです。「出張サマーミューザ@しんゆり!」はマエストロ秋山とのブラームスです。

 秋山先生と東響が長年培ってきた信頼関係による阿吽の呼吸が見られる公演ですね。重厚な東響のサウンドが聴けることは間違いないです。1番クラリネットを吹くのはヌヴーさん。ブラームスの交響曲には味わい深いクラリネットのソロがたくさんあるので、どうぞお楽しみに。

――そしてフィナーレコンサートを指揮するのは原田マエストロです。

 フィナーレにふさわしい、いいプログラムですね。個人的には、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲がすごく好き。美しい曲ですよね。原田さんといえばメリハリがある音楽づくりをされるので、「ロメオとジュリエット」はインパクトのあるダイナミックな演奏が聴けるのでは。サマーミューザの最終日、みんなで盛り上がりましょう!

(ミューザ川崎シンフォニーホール友の会会報誌『スパイラル』Vol.73(2022年7月1日号)より転載/聞き手・まとめ:榊原律子)

吉野さんが出演されるコンサートはこちら☟

【サマーミューザ特別コラム】鍵盤楽器以外の「ゴルトベルク変奏曲」(text:加藤浩子)

2022.07.14サマーミューザ


 「ゴルトベルク変奏曲」は「二つの鍵盤を持つクラヴィチェンバロのため」と明記された作品で、32曲中14曲は二段鍵盤で弾くよう指定されている(うち3曲は一段または二段鍵盤)。とはいえグレン・グールドがピアノで演奏したことで本作が飛躍的に有名になったのは周知の事実。またバッハの音楽が持つ構成感と抽象性は楽器を超えて共有されるので、楽器の指定をはみ出て「ゴルトベルク変奏曲」が愛されるのもうなずける。

自筆楽譜の一部

 実際「ゴルトベルク変奏曲」は、弦楽器や木管楽器はもとより、ギター(ソロ&デュオ)、ハープ、リコーダーからアコーディオンまで、ありとあらゆる楽器、ありとあらゆる編成で演奏されている。どのヴァージョンも、それぞれの楽器の個性が出て面白い。
 一世を風靡したアレンジを一つ挙げるとしたら、ヴァイオリニスト・指揮者のドミトリ・シトコヴェッキーによる弦楽器のための編曲だろう。グレン・グールドの追悼のために編まれた弦楽三重奏版が大ヒット。続いて弦楽合奏版も生まれ、変奏ごとに編成を変える凝りようで話題となった。
もちろんオルガンのための編曲もある。オルガンならではの多彩なストップから繰り出される音色やデュナーミクのグラデーションは圧倒的だ。天下の名作がミューザのオルガンでどう変貌するか、興味は尽きない。
(文:加藤浩子)

パイプオルガンによるゴルトベルク変奏曲が聴けるコンサートはこちら👇

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ミューザ川崎シンフォニーホール

TEL044-520-0200

(10:00~18:00/土・日・祝も営業)

定休日:
年末年始12/29~1/3
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