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ノット監督のサンダーバード愛が爆発!音楽の原点がここに

2019.07.16From_Muza , インタビュー , サマーミューザ


いよいよフェスタサマーミューザ2019まであと2週間を切りました。
7/27(土)の開幕を飾るジョナサン・ノット&東京交響楽団のプログラムは、サンダーバード、リゲティ、ベートーヴェン、というとてもユニークで独特の選曲。そこにはノット監督の熱烈な“サンダーバード愛”と、今に至る音楽の原点がありました。その思いをたっぷりとご覧ください!

(取材・文=久野理恵子)

サンダーバードの音楽に胸躍らせた
4歳のノット少年
音楽の持つ強い力に出会い、指揮者の道へと導かれた


東京交響楽団 音楽監督 ジョナサン・ノット

●7月27日からフェスタサマーミューザが始まります。オープニングコンサートにはユニークなプログラムを用意して下さいましたね。
―――ええ、多くの方にいろいろな形で楽しんでいただけるプログラムです。でもこの3曲は私にとってカタルシス的な存在でもあるのです。

●ザ・ベスト・オブ・サンダーバード(ノット特別版)もそうなのですか?
―――ええ、私がまだ4歳だった時、毎週モノクロテレビの前に座り、サンダーバードを食い入るように見ていました。当時はテレビも今みたいに大きくなかったのですが、登場する秘密基地や様々なメカに魅せられ、想像力をはばたかせていました。
その後、両親がサプライズで映画館に連れて行ってくれました。私はその時、初めてカラー映画を見たのですが、それがサンダーバードだったのです。ロケット発射のカウントダウンと共に響く不協和音、それはまさにサンダーバード、つまり冒険の始まりを意味し、私はその音楽に胸躍らせ、音楽の強い力に圧倒されました。
4、5年後、私の興味の対象はクラシック音楽に移りましたが、この時に知った、音楽の持つ強い力との出会いが私を指揮者の道へと導いたと言っても過言ではないのです。

●サンダーバードが……ですか?
―――そうです。なぜあそこまで多くの子供たちがサンダーバードに夢中になったのか。サンダーバード2号だって、あの形状では飛ぶのは難しいですよね。でも、大きな困難にもひるまず立ち向かい、不可能を可能にするシンプルでポジティブな物語とそれを支えるパワフルな音楽が人々を惹きつけたのだ、と私は思います。その音楽は子供たちの夢を膨らませ、大人には夢を思い出させてくれます。音楽を通して、人は不可能と思われる夢の世界と現実の世界を自由に行き来できるのです。
実は、大きなことに向かって苦しみながらも努力を繰り返す精神は、私の音楽家としての気持ちの持ち方の原点ともなっているのです。

●サンダーバードのスコアとマスターテープは2003年に発見された、と聞きました。作曲家はイギリス人のバリー・グレイですね。
―――そうです、イギリス音楽ですよ(笑)。彼は物語をさらにパワフルなものにしてくれるような多彩な音楽を作曲していて、高い評価を得ています。今回は、フェスタサマーミューザのためにその中から選曲した“ノット・セレクション”をお届けします。
とにかく理屈抜きに、聞いてみてください。大人も子供も、サンダーバードを知らない人も胸躍る思いに浸ることができますから。

●リゲティのピアノ協奏曲にもノットさんの思いがこもっているのですか。
―――これは私がまだ若い時に初めて本格的に取り組んだ現代音楽で、演奏後にリゲティ氏本人と会い、「今後もぜひ私の音楽を指揮していってほしい。」と、光栄な言葉をいただいた思い出深い音楽です。これは私の現代音楽のレパートリーの礎となった作品であり、とてもエキサイティングな協奏曲です。この作品もまた、現代音楽と構えずに楽しんでいただけると思います。もちろん、作品について知れば知るほど、さらに深くこの作品を楽しめることは言うまでもありません。

●そしてベートーヴェンの交響曲第1番ですね。考えてみると、1番をライブで聞く機会って、そうそうないですね。
―――そうなのです。あの第5番や第9を作曲したベートーヴェンの交響曲の第1番です。
その彼が最初に書いた交響曲は、非常にクレバーな、よくできた作品となっています。また、彼の個性がすでに色濃く打ち出されています。

●最初に書いた交響曲から既にベートーヴェンらしい作品なのですね。
―――ベートーヴェンは「作曲者である私!は語る。」「私!はこのように感じたのだ。」と自分の言葉、つまり音楽で自ら語った最初の作曲家です。田園風景を見ても、「私はこのように感じ、見たのだ。」と、表現しました。
古典時代の終わりとロマン派の始まりに位置するベートーヴェンの音楽は、モーツァルトやハイドンの中にも、シュトラウスやプロコフィエフの中にも、何かしら、そのかけらが存在します。つまり前後の時代にも私たちは彼の存在を見出すことができるのです。
それだけに演奏家は皆(私も!)、試行錯誤を繰り返してベートーヴェンと取り組みます。実は、若い時に多くの演奏家がベートーヴェンを前に失敗する姿を見て、自分は失敗したくないと、身構えたことだって、あったのですよ。

●ノットさんはベートーヴェンの音楽を指揮し、多くの成功を収められていますが、それでも苦労なさるのですか。
―――ええ、芸術とは満足したらおしまいです。常に学ぶことで新たな発見がもたらされ、音楽の素晴らしさを多くの人々と分かち合い、伝えることができるのです。
努力を惜しまない東京交響楽団と共に作り上げるベートーヴェン第1番、皆様にも新たな発見をもたらしてくれるかと思います。楽しみにしてください。

*  *  *  *  *  *  *

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019
東京交響楽団オープニングコンサート

~ノット&東響の挑戦的な開幕宣言!~
[日時]2019年7月27日(土)15:00開演

[会場]ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:ジョナサン・ノット
ピアノ:タマラ・ステファノヴィッチ

バリー・グレイ:「ザ・ベスト・オブ・サンダーバード」 ~ジョナサン・ノット スペシャル・セレクション(オリジナル・サウンドトラックより)
 ・オープニング・テーマ~エンディング・テーマ
 ・死の谷組曲から 東南アジア道路でのドラマ
 ・ニューヨークの恐怖組曲から エンパイア・ステート・ビルの移動
 ・SOS原子旅客機組曲から フッドとファイアーフラッシュ号
 ・死の谷組曲から 救助に向かうサンダーバード
 ・ゼロX号のテーマ
 ・ニューヨークの恐怖組曲から 独占スクープ失敗
 ・ロケット太陽号の危機
 ・SOS原子旅客機組曲から ペネロープ号の追跡、ファイアーフラッシュ号着陸、フッドとファイアーフラッシュ号
 ・サンダーバード・マーチ
リゲティ:ピアノ協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第1番

公演詳細はこちら

デザインを考える!~リトルミューザの活動報告

2019.07.11音の放課後プロジェクト! , リトルミューザ , グレの歌


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今日は午前中から午後まで、丸一日かけての活動!

午前中はイラストレーターさんを交え、実際にどのように作って行くのか、デザインや作成方法を練って行きます。
シーンを分けてパネル展示するのはどうか?
切り絵をどのくらい精密に自力で作るのか?
素材はどうするのか?
ライトを当てるのであれば、いっそのこと今回のような開放的な空間ではなく、一つの部屋で光を調整できた方が良いのではないか?
・・・複数の課題と表現方法を前に、悩むリトルミューザたち。
【写真】悩みながらパソコン画面を見るリトルミューザたち。
午前中に生まれたたくさんのアイディアからどれを選ぶのか?話し合いはお昼をまたぎ、午後まで続きました。

作品として完成度の高いものであると同時に「グレの歌」のストーリーを見る人にしっかりと伝えられるものを作りたい!
という思いを再共有し、「演奏会に来た人が自然に目に止まる場所での展示をしたい」という思いから歓喜の広場での展示制作に向け再出発しました!!
【写真】デザインラフを手に、大きさなどを考えるメンバー。
早速、もう一度会場を見に行きます。自分たちで作った模型を参考にしつつ、実際の縮尺で完成版のサイズイメージを膨らませてみます。
【写真】自分たちが展示場所に立ち、サイズ感を確認。
既存のミューザポップアップも拝借し、自分が実際にその場に立ってみることでサイズを測っていきます。
1○○さん×0.7○○くんと、自分たちをメジャーにして、とても楽しく、そして体感しながら測量することができました!!

その後は、模型を作りデザインを考えるグループと、実際に資材を見に行くグループに分かれて活動。
【写真】作成した模型。
それぞれのグループで作業が進み、次回はさらに具体的に制作が進みそうです!
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いよいよ7月1日リニューアルオープン!~休館中にホールのメンテナンスを行いました

2019.06.30From_Muza , ホールのご案内


1月15日から6月末日までの約半年間の休館中に行ったパイプオルガンの整音作業と舞台設備の改修について、ご紹介いたします。

■パイプオルガンの整音作業

【写真】パイプの音が出る部分に細い器具を入れ、角度などを調整しています。【写真】【写真】作業スペースで整音作業をする横田さん。【写真】鍵盤と風箱、その上にパイプをさせる穴があいています。
4つのストップ(音色)に対応する約1000本のパイプの整音作業を実施しました。日本を代表するオルガンビルダーである横田宗隆さんと工房の方々が本作業を担当。バロックから現代曲まであらゆるレパートリーに対応するため、音色の調整を行いました。響きを混ざりやすくするよう、わざとざらつきを入れたり、「シュッ」という風切り音を入れることで歯切れのよい響きを作るなど、一つ一つのパイプに対して手作業で細やかな調整を行いました。

レポートはこちら
その1
その2
その3
その4

■舞台設備等改修

① スピーカーの入れ替え


ミューザはステージを360度取り囲む客席の特殊な形状から、PA(放送設備)を使用するコンサートでは、一部の客席において聞こえづらいというご意見がありました。そのため全方向への適切な音響を確保できるよう、新たなスピーカーに入れ替えました。

② 舞台せりのメンテナンス


ミューザのステージには、電動で昇降する半円形のせりが設置されています。古くなった設備の入れ替えを行い、スムーズに動作するようメンテナンスを行いました。

③ 舞台音響設備のワイヤー類の交換


天井反射板やスピーカー等を吊り下げているワイヤーや滑車を交換しました。また、天井反射板やスピーカー等の位置を変えるための制御装置などの部品も、新しいものに交換しました。

④ 舞台照明設備の入れ替え


様々な公演に応じて舞台照明を容易に制御操作できるよう、舞台照明機器(調光器盤、調光操作卓など)を新しいものに交換しました。

■その他の改修

女性トイレのサイン看板


トイレの空き状況が一目で分かるよう、八分音符がデザインされた小さなサイン看板を設置しました。

*    *      *
これらのほかにも、お客様を気持ちよくお迎えするための細やかなメンテナンスを多数実施いたしました。リニューアルしたミューザ川崎シンフォニーホールで音楽とともに心地よい時間をお過ごしください。

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ミューザ川崎シンフォニーホール

TEL044-520-0200

(10:00~18:00/土・日・祝も営業)

定休日:
年末年始12/29~1/3
保守点検日